風間ゆみのSと神ユキのMの配役は覿面。神ユキの堕ち方も自然な流れで良いレズ作品です。
筋書きじたいは女医が婦長にレズ調教されるシンプルな内容だが、この作品の特徴は50分に及ぶ中盤のカラミだろう。射精という終着点がない女同士のカラミだからこそ、何度絶頂しようが、体力が尽きるまでいつまでもからんでいられるのがレズセックスの強みだというのがよく分かる内容になっている。今後は本番が1回で2時間ずっとむさぼり続けるレズ作品などが作られてもいいのではないかと思う。序盤でキスだけのシーンで1シーン割くなど、この作品はまだ甘いし、中盤も50分でなくもっと限界まで突き詰めるカラミができたのではないかと思う。終盤の双頭ディルドープレイも挿入シーンを編集でカットするなど監督の手腕にも疑問が残る。レズ作品として今後の参考にはされるべきだが、これが完成形ではないと思う。