夫を亡くして三年。子供も結婚し会うのは年に数回。友達からは心配されるが秀美は寂しくはなかった。なぜなら夫の兄と男女の仲だから。義兄とは夫が亡くなった時に支えてくれたことで距離が近くなり、気が付けば身体を重ねていた。義兄には妻子がいるので罪悪感はあるが止められない。しかし義兄との関係は突然終わってしまう。ある日、弁当デリバリーの営業の男がやってきた。試食のため家に上げお茶を出すがこぼしてしまう。慌てて股間を拭くが、大きな男根に気づいてしまった…
さすがにカラダは枯れかかってますが、お盛んです。セフレが途切れることがありません。義兄が去れば弁当屋、最後は不動産屋を待つ。「寂しくなんかありません」と。そうだろうなあ。いつでも、この人の心の中は澄み切った青空なのだろう。義兄との老老セックスのリアルなこと。電マを当てられ「あ~っ、果てちゃう(イッちゃう)!!」と。もう恥も外聞もなく素直に欲望に従うだけ。杉本さんの棒読み気味のナレーションと会話にも、なんとも言えない独特の味わいが。滋味ですね。いずれ『古希の性』も見たいものです。