私は15歳の夏に事故で視力を失った。光を失った訳ではない…。全てのものが、ぼんやりとぼやけて見える。そんな私の事を、人は可哀想だと言う。けれど、私はその意味がよく分からない。私は自分の事を可哀想だと思わない。自分を不幸だと思った事がない。私は欲張りで、傲慢で、エゴイスト。だから私は、どこまでも堕ちる事ができる。
長い。不要なシーンもいっぱいあってとにかく長過ぎる。縛りがあるかと思うと次はノーマルだったりと間延び。
伊藤あずさの立ち縛りシーンがよい。この縄師は、自分の縛りにこだわりすぎるためか、本格的な緊縛作品の割には共感性が低い。雪村春樹よりかはマシであるが。