妻に出て行かれ酒に溺れていた男に残されてのは可愛い娘のゆめだけだった…父を心配するゆめはある日、父の自慰行為を目撃してしまう。淋しいのだろうと思い少しでも慰めることが出来たらと自慰行為を手助けするゆめ、これを機に二人は急速に魅かれ合い距離を縮め戻れぬ道へと突き進んで行くのだ!
妻に出ていかれ、残された年頃の娘の若い肉体に欲望を向けてしまう父、そしてそれを受け入れていく娘という、背徳の関係を描いたシリーズ。前半の父の妄想の中で、優しいまなざしを向けながら、望まれるがままに従順に体を預け、瑞々しい肉体を味わいつくす様な父の愛撫に吐息を深めていく様、小さい体を貫くような父の激しい攻めに、激しく声を荒げる様など、ひとつひとつのシーンの描き方、演技がすばらしいです。後半では、娘が父のベッドにもぐりこみ、エッチしようと持ち掛けていきますが、表情、声のトーン、迫り方は、一線を越えることをとどまろうとする父の理性を砕くのがうなずける演出。あどけなさの残る寝衣のビスチェの下に大人っぽいパープルのランジェリーというギャップ、パープルのランジェリーが暗闇の中で若々しい体を淫らに引き立て、欲情を掻き立てるシーンは煽情的で、そこから戻ることのできない禁断の関係に堕ち、欲情がままに体を重ね合わせていく展開も見事だなと思います。本メーカーの父娘相姦ものの中でも、丁寧に作られた名作だと思います。