旅館の若女将として働く桜井さん最後の撮影となる今回は、自宅がある湯河原温泉が舞台。自身や旦那が働く温泉旅館から200mほどしか離れていない旅館での撮影を決行。家族の存在を感じながらの背徳SEXで感度が上がり過ぎ、思わず生中出しを受け入れて避妊具を取ってしまう…最後まで生中出しでイキ狂い続けた1日。
ちょっと設定を盛りすぎなんじゃね?と思うくらい演技のハードルが上がっちゃってる作品だが、女優はよく頑張ったと思う。夫の実家である旅館の若女将という設定だが、東京へ頻繁に通うのが困難ということで地元で撮影することに。ご近所に見られたら・・・とシリーズ当初からのおどおどした小心者キャラが最初から全開。しかも撮影用に確保した旅館が偶然にも自分たちの旅館のすぐ隣りであることが判明!という仕込み過ぎだろシチュエーション。家族はすぐ近くで働いてるし、そもそもお隣りに知られるのもヤバくね?という緊迫感のある状況で人妻はすっかり挙動不審。ちょっと頭おかしくなってるところへ、セックス途中の生ハメ交渉というのがなかなか鬼畜。「赤ちゃん出来たら困る・・・」と拒む人妻だけど、気が小さい割にセックスに大胆なのは1作目と2作目で証明済み。このへんが続編もの、しかも3作連続同じ監督の妙で、生の誘惑に勝てないであろうことは前作までが前ふりになっている構成。家族にバレる危険と妊娠のスリルで人妻の変態性に火が付いてしまい、強引な中出しも拒めないばかりか、残りの撮影も全中出しということで話をまとめられてしまう。ただ、そこから露天風呂セックスや部屋での3Pになるのだが、割と定番な内容でそこからさらに盛り上がっていく感じに欠け、演出が息切れした感じ。家族バレのスリルがメインになって中出しが軽くなっちゃったのも微妙だし、怪しげなAV屋といっしょのとこを見られるのすらやばいはずのお隣の旅館の廊下で緊張感もなくダラダラインタビューしちゃうラストとか、監督自身も設定を守れてない感じがよろしくない。前半のよさと後半の物足りなさがアンバランスな作品。もうちょっと丁寧に作りこめばいいのにというもったいなさが残る作品だった。
最終章という事でもあってか、中々攻めたシチュエーションに感じました。控えめな態度とは裏腹に大胆に乱れる様子に興奮しました。若干やり過ぎ感はありましたが、この状況下で屋外という点も良かったと思います。