【個人撮影】父は無職で飲んだくれ。母は数年前に亡くなった。僕は21歳。大学生。姉は27歳。バニーガールズバーで家計を担っている。ズボラなのか、自宅でもバニー姿。そんな姉の無防備なエロ尻を盗撮し、ネットにアップし、収益を得ている。姉がいつでも大黒柱を辞められるように。そんなある日、父の借金が発覚した。
作品の都合上映像系の大学に通う弟が個人的に撮影してネットで稼いでいた素人動画という前提なので素人モノの括りになってしまうために女優さんの名前が出ないのは残念です結菜さきさんの作品世界を取り巻く閉塞感酔っ払って弟とセ久してしまった翌朝のなげやり感その後に弟から身体を求められたときにフエラしてしまうところタイトルにもあるように一家の大黒柱として頑張ってきたのに父親の借金がわかってからの絶望感輪をかけて弟から自分の盗撮動画でお金を稼いでいたことを聞かされ、さらにそのコンテンツを二人でやって稼ごうと言われたときの更なる絶望、虚無感、そして開き直っていくがその中での葛藤岸井ゆきのさんを思わせる素晴らしい演技でしたエロのほうは詳しく書きませんストーリーときちんとリンクして無理なく破綻しないで終わりを迎えます弟のナレーションで後日談が語られ姉は新たな生活ステージに移行していてハッピーエンドなのかな?弟の心の中の姉に対するモヤモヤした少し甘酸っぱいような余韻を一緒に感じることができる素敵な作品でした最後に大事なのでもう一度書きますねこの作品は「結菜さきさんの代表作」です作品とともに彼女の他の作品にもスポットが当たることを願います
「生活感」溢れるありがちな不幸な環境の中にバニーガールという「非日常感」を投入してシニカルな作風をご披露した制作側の自慰的作品。いかにもSODらしい。チープな脚本ですが、評価すべきは女優さんの素材の良さを引き出した点と起用した慧眼。ただ酔い潰れる姉を眠姦するまでがピークでぐだぐだ蘊蓄を付けてはいるが後半は喪女ニートと一緒です。