シリーズ7部作(続きはあるのか?)のうち、2と4、真田さんメイン作は特に良い。逆に、3、5はどうしてかやや間延びしているというか、ちょっと中途半端な印象。真田さん回は2の時点でかなりいい出来でしたが、続編の本作も、主人公の葛藤と堕ちが見事に描かれていました。ちょっと演出のバリエーションを広げ過ぎて、それはどうなの?という描写もあるにはあるけど。ラストシーン、モノローグでもう視聴者の期待を煽る煽る。ただ、ちょっと惜しかったのは、モノローグの堕ちっぷりと実際の堕ちっぷりがやや温度差を感じた。モノローグからすると、自ら求めてしまうくらいの堕ちを見せてくれても良かったかな。カメラワークも少し残念ではありました。