セクシュアルな衣装はもとより、並外れた身体の柔軟性から生まれる足腰の動き、そして三点倒立までこなすアクロバティックな大技など、初めて見た人には必ず衝撃を与えるレゲエダンス。ダンスシーンや、インタビュー、そして、オナニー、フェラ、ファックシーンとをミックスしたダンス&ファック作品です。
ダンス系に興味がありますので、色々見ますが、この作品はレベルが高いです。単純なエロダンスではなく、ベースになるダンスがしっかりと存在していて、そこにFuckを融合させる、というコンセプトがはっきりわかります。同様の意図と思われる他社作品も数々ありますが、中途半端な作りのものが多かったように思います。元々ダンスとFuckは相性がいい(根っこは同じもの)と思いますので、作り手のコンセプトをはっきりさせさえすれば、良作が生まれると思います。ソラリゼーション等の珍しい技術も応用されていて、作り手の意欲も感じられます。惜しいのは「クラブ」のイメージを強調したかったのか、照明にこだわりすぎた感じです。全体的に見づらい印象を持ってしまいました。「09秋の感謝祭」に呈示された作品とかなりかぶっていますね。本当は☆5つにしたいところですが、☆4つです。