不動産屋で働く仲の良い同僚の池添に密かに恋心を抱いていたが、不釣り合いだと想いを隠していた丹内。池添が彼女にフラれた事をきっかけに距離が縮むも、ひとときの寂しさを満たす気まぐれな気がして卑屈になり距離を置いてしまう。そんな折、池添の引っ越す物件を担当するが、間違って別の部屋のカギを渡してしまい…!?
彼の女性向け作品の中でも、トップクラスの甘々モード全開の作品。SILKLABOの前作も、これぞ東雲怜弥な作品でしたが、別の面でこれも怜弥くんの魅力爆発な作品です。こんな一夜を過ごしたら、女の子は二度と離れられないと思う。イケメンというだけでなく、女の子へのアプローチが超絶優しい。女性向けの作品だけど、女性にモテたい男性には是非見てもらって、教科書にしてほしい。特にヤリチンだけど、自己中心的なSEXをする男性諸氏はこれを見て勉強してほしい。ファンの方には、特にフェラされている時の怜弥くんのショットはめちゃくちゃエロカッコ良いです。
東雲怜弥くんの演技には、いつも深い温かさを感じます。一つひとつの動作や表情、そして相手へのまなざしの中に「思いやり」が宿っていて、ただの演技ではなく、心が通い合っているように見えるところが本当に素敵です。見る人が安心してその世界に浸れるのは、怜弥くんの優しさが画面の奥まで伝わっているからだと思います。どんな作品でも自然体で、相手を尊重しながら空気をつくり出す姿勢にいつも惹かれます。無理に魅せようとせず、あくまで「人として」寄り添うような演技ができる人はなかなかいないと思います。それはきっと、怜弥くん自身の中にある誠実さや優しさがそのまま表れているからなんでしょうね。作品を観るたびに、温度のある優しさに包まれるような気持ちになります。見る人の心まで癒してくれるような、そんな表現ができる怜弥くんを心から尊敬しています。
仲の良い同僚との恋を描いた本作、タイトル通り、近年の東雲さんには珍しい(?)ピュアで温かな役どころでした。女性にモテすぎて、本当に自分が好きなのは一体誰なんだろう?一周まわって恋って何だっけ?と、同僚にあっけらかんと悩みを打ち明ける主人公、その無防備さと無邪気な言動に動揺しながらも好きな気持ちがだいぶ顔に出てしまっている同僚の女性を、東雲さん・北村さんが好演しておられました。個人的に、マンションの内見シーンで二人がごろんと床に寝転ぶシーンがお気に入りです。まだ何もない部屋で、互いに他愛無い冗談や空想話を言い合って、居心地のよい雰囲気が流れていて良かったです。