ついに小沢氏が祖父役になってしまいました。しかし、三十代後半の京香さんの(義理の)祖父とは一体何歳という設定なのでしょうか。この二人なら、年の離れた夫婦でも違和感がないのに。孫の妻に看病を頼り切るこの家は、女性に依存し過ぎだし、夫に至ってはちょっと祖父が声をあげただけで「栞、じいちゃんに何をしたんだ」等と騒ぐ無神経さで、これなら京香さんが祖父との情事にも罪悪感を感じずに済みます。実際、「夫と子作りセックス~」の続きのように、京香さんは大して抵抗もせず小沢氏の行為を受け入れます。奇妙な声をあげて京香さんを貪る祖父は妖怪染みている一方、キスの段階から喘ぎ声がやたら色っぽく、攻めが激しくなるとそれに合わせて身悶えする京香さんは自ら進んで快楽を貪り、端正な容姿に似合わない魔性の女を感じさせます。二人は暗い室内で作品の殆どの時間で絡み合い、キスでもセックスでも圧倒的なエロスを感じさせます。逆光気味に捉えられた京香さんの勃起した乳首、脚や腰の曲線のシルエットは美しい。マドンナの専属女優さんの中で、岬ひかりさんと並び個人的には最も好みの方かも知れません。大人しそうな外見に反して絡みではとにかくエロい。このエロス溢れる傑作で、私の中ではスター候補に昇格です。ただ、それがこの作品の不満にも繋がります。つまり、殆どのシーンが逆光又は仄暗い光で撮られていて、金魚鉢越しの画面等を含め木村浩之監督風の映像を狙っているように見えます。個人的には木村監督の作品は苦手で、ひむろっく監督にはもっと自分の良さを生かして、京香さんの肌を明るい画面で鮮明に撮って欲しかった。ファンタジックなこの作品については、この撮影はまずまず効果的だと思いますが、いずれ名コンビのこの二人で、監督らしい作品を撮って欲しいと思います。
スレンダーボディの京香栞が見せるいやらしいベロキスやリズミカルな騎乗位、それと勃起乳首がエロいです。すっぽんベロキスか。すっぽんのように吸い付いたら放さないということかな。小沢とおるが義祖父というキャスティング。これが徳田老人や山田老人だと禁断介護になってしまうからなぁ。こういうおじいちゃんは長生きしそうだ。