普段あまり涎フェチというジャンルには触れてこなかった自分ですが、この作品を観て「なるほど、こういう世界があるのか!」と衝撃を受けました。まず驚いたのは、涎を種類ごとに丁寧に分けて見せてくれる点。とろりと垂れる涎、糸を引く涎、口元から零れ落ちる涎など、ひとつひとつをしっかりと描き分けていて、製作者のよほどのこだわりと愛情を感じました。ここまで徹底されていると、単なるフェチ映像ではなく、一種のアート作品のように思えてきます。正直言えば、観る前は「涎で興奮するなんてどういう感覚なんだろう?」と半信半疑でした。しかし観終わった頃にはすっかり魅せられてしまい、自分自身も涎フェチの気持ちが理解できるようになっていました。美しい女性の口元から滴る涎に飲み込まれるような感覚は、今まで体験したことのない背徳的な快感で、新しい扉を開かれた気がします。気付けば「自分も美女の涎に溺れてみたい」という欲望が芽生えてしまいました。フェチの世界を知らない人にこそぜひ観てほしい、そんな作品です。