オープニングから悲しいメロディが、すぐ、富丈太郎監督じゃないな、と気付いた。溜池ゴロー監督の脚本/演出は、不倫や近親相姦に対して、雰囲気を暗く扱い過ぎる感じ。各キャラクターの心情描写も、ナレーションに頼りがち。息子役男優と、女優の実年齢差があまり感じられないと、リアリティに欠ける⇒実の親子役にしては、リアリティが無い⇒シラケる⇒感情移入しづらい。