高級ソープ店で働き始めることになったメアリー。すれ違いの夫婦生活に孤独を感じている彼女にとっては、偽りであれどひと時の素肌の交わりがどうしようもなく恋しかった…。そんなある日、メアリーのもとに青年・神村がやって来た。不器用ながらもやさしい彼の性格にソープ嬢としてではなく一人の女として接するようになっていって。熱い唾液と舌を絡め、想いを込めた唇を重ねるうちに二人の関係は縮まってゆき…。
高級ソープ店に在籍する人妻18人目に橘メアリーがガーター姿で接客する。風速経験の無い神村を接客するメアリーは初っ端から濃厚なキスとフェラで舌射して、洗体中に手コキで射すと『好きになっちゃいました』と言われ驚きながらも悦び隠せずスケベ椅子に座らせたままメアリーが跨がり挿入中出して直ぐに四つん這いになり連続中出しする。すっかりメアリーのファンになった神村はリピーターになるが、神村は田舎に帰る事になりメアリーに手紙でその事を告げメアリーも寂しがるが、半年後に神村が来店してプロポーズをするとメアリーは仕事ではないセックスを愉しむ様になる。橘メアリーの満面の笑みで最高のサービスを受けたら神村じゃなくても勘違いして好きになるのもプロポーズするのも無理がない!!ソープ物だけど客とソープ嬢の恋愛模様もありマドンナ作品らしくドラマとしても見応えあるシリーズでマストアイテムのガーターベルトも素晴らしく、流川はる香と吉澤友貴で観たかったから、専属の内に篠原いよに新妻ゆうかや岬ひかりの期待の女優にこの高級ソープ店で働いてほしい。橘メアリーの見事な容姿を「リゾートプール」で美巨乳を活かしたビキニ姿を披露したり「恥辱のケツ穴」で美巨尻からのアナルを晒してもらいたい。
担当が肉尊監督に交代してからドラマ的にいまいちになり、それに代わる何かがあるかと言われると微妙な作品が続いていたが、個人的には今作が初めての当たり作。特にドラマ的に橘メアリーの職場での明るい笑顔とプライベートでの暗い表情が照明の演出込みで効いていて、ソープで本番が可能なのは客との自由恋愛だからと言う、風営法との兼ね合いでの建前を利用したドラマとして初めて納得のクオリティ。笑顔だけでなくプレイでの表情も、特定の客に感情移入していくソープ嬢の情感を演じる女優が素晴らしい。本番では生ハメにもう少し特別感が欲しかったものの、男がそもそも不慣れな童貞設定じゃしょうがないかも知れないし、中出しにはプロとしてではなく女としての「情」がしっかり感じられて素晴らしかった。中盤のドラマ部分も夫と別れて店の客と再婚する同僚に感化されて、自分の客にどんどんのめり込んでいく落差がメリハリとして効いている。特に中盤セックスはソープ嬢の側の「客との結婚を意識した中出し」を女優の表情とカラミでの情感演技で表現できてるのがポイントで、前半セックスとはっきり差別化されたのがこれまでの作品と違うところ。客が家庭の事情で地元に帰ってしまう後半の転調も、客が戻って来たと知った時の幸せそうな笑顔がドラマ的に女優の最高の仕事。中盤セックスが良くなった分、後半との差が弱くなってしまったのは今後の課題。特に監督お好みの外射プレイは話の流れからすると情感表現を邪魔してて、AVプレイのこだわりがドラマ性を弱めてしまった印象。最後が受け身正常位中出しなのも中盤と同じでメリハリに欠けるので、女の側からの覚悟や積極性が伝わるような騎乗位なりホールド中出しで締めて欲しかった。男優が童貞役には微妙な人選だったり、最後もやりっぱのエンディングで、せめてオープニングと画角を揃えて欲しいとか、物足りない部分もあって満点にはまだ届かないが、中盤の強化と言う方向性は正解だと思うので、さらに後半に向けて盛り上げる形で進化させてほしい。