結婚して7年、義父から同居の提案をされた私たちは夫の実家に帰ることにしました。なかなか子供を授かれず家計を圧迫していた不妊治療費への不安は義父と同居することで解消されたのですが…。私の悩みはそれだけでなく、淡泊な夜の営みにもありました。自分がイったら満足して眠ってしまう早漏な夫に満たされることはなく欲求が溜まり続けるばかりでした。ある日、我慢の限界を迎え二人がいない時間帯にオナニーをしていると、財布を忘れて家に帰ってきた義父にその姿を見られてしまって…。
このシリーズでは久々の富丈太郎監督。監督の作品としては、決して最上の出来とは思えませんが、このシリーズの他の監督のものと比べると、義父のキャラクターに違和感がないのが私には好ましく思えます。常識人だが女好きな義父が同居することになった美しい息子の妻とはずみで関係を持ち、次第に溺れていく、というのは自然で、ストーリーの為に妙な人物像にはなっていません。ドラマ作家としての富監督の力量を示していると思う。ヒロインの京香さんはドラマに慣れていないのが目立ちます。特に台詞やナレーションは上手いとは言い難い。一方、顔立ちの上品な美しさや、細身の上半身に対し、下半身に充実感があるのは、個人的には好みです。特に筋肉質な腰回りが艶かしい。セックスになると、上品な顔が快感に歪み、素晴らしい色気を感じさせます。感じやすい体質なのか、反応が本気っぽく、顔を真っ赤にして悶えるのがエロチックで、絡みに関してはかなり興奮度が高いと思います。セックスの後、余韻に浸って横たわる姿も色気がある。ただ、個人的には好みで、美しいけれど、少々地味な印象ではあるので、この人の魅力を引き出す良い作品に恵まれ、能力を発揮出来る機会が与えられるといいなと思います。私としては「密着セックス」での小沢氏との「再戦」を望みます。ただ、マドンナより、「ながえ」で開花する女優さん、という気はしますが。