愛を感じられない夫との結婚生活に息苦しさを覚える美花。そんな中、元出張ホストの義兄と出会い、彼の魅力に引き寄せられる。興味本位で交わした接吻が引き金となり、一度味わった快楽に抗えず、義兄に溺れていく・・。
予告動画を見て佳作か傑作に違いないと確信。結果、澄河美花さんの魅力がバッチリ描かれていました。この女優さんが気になったので他の作品も検索してみたのですが、今作ほど魅力的には見えなかった。素質を見抜く作り手の眼力ですかね。美花さんは少し古風な雰囲気もある個性的な顔立ちと、綺麗なスタイル、声が作風にぴったり。モノローグを含め、セリフ読みもバッチリでした。住宅の質や料理など、過去作からの改善点も伺えてよかったです。ほぼ早送りせずに見ました。加えて、美花さんのもう一つの強みは、大きくて美しい乳房ではないでしょうか。次回の出演作以降で、着衣か裸を問わず、男優側が乳房により特化して注目し妄想を繰り広げる、実際のプレイでもオープンブラを着けさせる、とか乳房を(個人的な好みとしては縄以外で)縛り上げる、といった、ややモノ扱いぽい行為を取り入れ、それでかえって女性も興奮する、という描き方も見てみたい気がします。
本作主役の澄河美花嬢は、初見。ながえSTYLEで"接吻"と銘打てば、相手役は、おのずと"接吻キング"小沢とおる氏と想像がつく。脚本、内容共に、接吻趣向者なら、ヌける。美花嬢が、清楚な外見や振る舞いに反して、カラミ中の乱れ具合のギャップもソソる点。マン毛が、最近流行りのパイパンじゃなくて、程良く手入れされてる感も良い。これが、俺が観たかった『ながえSTYLE』
マドンナの「夫と子作りセックス~」を見て、一見地味な澄河さんの柔らかな身体、息遣いの色っぽさに惹かれ、レンタルも含め、4作も見てしまいました。ただ、どれも悪くはないが、現実の澄河さんとはかけ離れた年齢の役だったり、男の欲望の一方的な被害者だったり、彼女を十分に生かしたとは思えない不満がありました。その点この作品は、相応しい役柄と、愛あるセックスが彼女を輝かせていると思う。澄河さんには枕詞のように「端正だが地味」等と言いたくなりますが、最初のセックスの後、潤んだ目で余韻に浸るシーン等無条件に美しいと思う。乱れ方も、綺麗な肌がピンクに染まって絶叫し、所々、言っていることが分からなくなる等、今迄に無い程本物に見える。日常の上品な物腰との落差も良い。切なそうな表情がこれ程似合う人も中々いない。戯れで始まった情事で、義兄が本気になるのも当然の魅力的な女性です。澄河さんは、演技も上手いだけに、「ながえスタイル」やアタッカーズのような、きちんとしたドラマが作れる所でないと力が発揮しにくいのではないかと思います。個人的には「未亡人 哀しみの妊娠報告」あたりに出て欲しいと思う。私はながえ監督の「接吻」物は肝心の「接吻」がこれ見よがしで余り好みではなく、評価の高い水端あさみさん編なども、60代の小沢氏に動物的な男を演じさせるのが無理があるように思えました。しかし、この作品の小沢氏は本人そのままのような設定で嵌まり役だと思う。何なら、元出張ホストで料理人の男が、夫や恋人との関係に悩む女性の前に現れ、セックスで女性を癒して去っていく、というシリーズを作って欲しい位です。強いて言えば、「ながえ」伝統の澄河さんの理屈っぽいモノローグは古いと思うのと、澄河さんのふくらはぎがもう少し太く筋肉質だと生活感とあられもなさが出て更にエロいのだが、と思いますが、それは欲張り過ぎでしょう。