夫婦間のセックスレスから応募してきた人妻のさゆりさんはコンドームを1つ渡され大学生の家に一泊することに。早々にゴムを使いセックスを済ませるが、一度の射精では飽き足らない男に彼女はゴムの無いセックスを許してしまう。二度目のセックスはあくまで無かったことにする二人だが、生の快感が忘れられず帰宅時間の迫る中再び求め合ってしまう。
公式34歳の葉山さゆりが子持ち36歳パート主婦役。女優歴2年ほどのはずだが、だいぶ女優として経験値を上げてて素人妻役を堂々と演じてる。台本は割と定番通り。人妻の人生ストーリーはスカスカだけど、身長170の女優のキャラを活かして、自分より小柄な夫とのセックスしか10年近くしてこなかった人妻の、自分より大柄マッチョな年下とのデカチンセックスという方向性や、男の押しが強めの性格、女として求められる喜びと恋人つなぎで手から感情が盛り上がっていく演出などでアレンジ。夫とは月一での妊活目的の作業的セックスのみで、ここ2カ月ほどやってないリスキーな状況設定など、前置きもしっかり作ってある。前半セックスはもう少し夫のチ○コとのギャップが分かりやすい高ぶりのセリフが欲しかったが、おおむねデカチンものっぽくはなってる。中盤セックスは男の強引さで生チンを「試食」させられてしまった人妻が、今度は自分から欲しがる痴女系に転調。中出しはNGだけど、射精寸前まで生チンを楽しみたいチキンレース感も良かったし、前半が抜き差し中心だったのに比べて、膣奥グリグリが好きな感じや、キスを欲しがるカラミで中出しOKへの前フリとして差別化されてるのも良かった。男も確信犯的に人妻を孕ませに行くようなキャラではないものの、一番奥で中出しする感じは良い演技だし、人妻側も確認する間でもなく中に出された感触が分かってる背徳受精イキの演技が最高。後半セックスはデカチン系の女優の淫語がようやく分かりやすい。バックでは人妻が尻タブ掴んで広げる感じがエロかったし、酒は抜けてるのにむしろ目が逝っちゃってる人妻の中出しOKからの、最後の一滴まで子宮奥に受け入れるような受精感のある中出され演技まで見ごたえは十分。エンディングは未練がましい大学生と、現実に返ってスマホばかり見てる子持ち人妻の温度差を強調する演出だが、地上波で托卵ドラマをやる時代にしては、目新しさはないし特に面白みもない。演出面ではいろいろアレンジされてる一方で、前作もそうだが人妻の人生模様から作りこんでないあたり、素人ものとしてのこだわりが失われつつあるのは残念。今回の場合「高身長女の人生」をコンプレックス込みで深掘りするだけで違った気がする。それでもシリーズに期待するAVとしてのエロの水準は高いので、トータルでは十分なクオリティの作品だと思う。