同じ学校で教師として働く藤夫妻。夫とも生徒とも良好な関係を築いていたがある日の放課後、事件が起きてしまう。生徒の飯塚が同級生からカツアゲしている現場を偶然、目撃する夫。しらを切る飯塚に激昂する夫。かんなも止めに入るが遅く、夫は飯塚に手をあげてしまう。大ごとにしたくないかんなは翌日、夫に隠れて飯塚に謝罪をする。しかし、夫の体罰を許せない飯塚はかんなに服を脱ぐよう命令してきて…。
かんなちゃんの戸惑いとエロさが交錯する表情、たまらんね。演技力で、寝取られの切なさとエロさがバッチリ出てる!
嫌がりつつも次第に堕ちてゆく女の姿を演じだせると、この女優さんは実にいい演技をしてくれます。細かいところまでしっかり演じてくれている印象があり、ちゃんとしたドラマを見たい人にはもってこいです。
女教師が変態性癖に目覚めていく台本や演出は木村玲衣ver寄りで、安直なレ○プ堕ちパターンよりずっといい。推川ゆうり編とも傾向は同じだが個人的にはこっちの方が好み。妻には優しい夫教師とラブラブで、中出しセックスもしてるけど早漏に欲求不満なのを前置きに、夫の体罰を口止めする取引で生徒の性奴●化する女教師と言う筋書き。学校の廊下で胸をさらけ出して視姦されたのをきっかけに、生徒に脅されて学校で犯●れる服従ゲリラセックスの変態性癖に目覚める女教師の不安と興奮を演じる藤かんなはさすがの演技力。ただ台本や演出はちょいちょいブレが多め。最初の中出し拒否はセリフが多い割に芯食ってなくて、人妻の隠れ変態性癖の発露が分かりやすい方が良かった。中盤セックスは疑似っぽいところが多めなのは仕方ないとして、女教師が生徒の腰に脚を絡めるシーンを女優の演技ではなくカット割りで済ませた感じは、三島作品では定番ながらやはり弱い。後半は生徒の性奴●であることが日常化して、夫や学校にバレないように共犯化していく感じが木村、推川verほど分かりやすくないし、後半セックス前も生徒に呼び出されて夫に当然のようにウソをつく事前シーンをちゃんと作った木村verの方が丁寧。最後のホテルセックスも同監督の『水泳部顧問・一乃先生は毎日、毎日…不良生徒の中出し性処理ペットにさせられています…。一乃あおい』のように学校でのプレイで統一されてないのがブレてるし、やたら女教師からの要求が多いのもいいなり服従の方向性が変わっちゃってる。やはり「学校」「露出」「撮影」「いいなり主従関係」と言ったポイントは全体的な統一感がないと、女教師凌●ものというありきたりなジャンルの中で作品の個性が見えづらい。それでもいいなり契約の究極形として、生徒の子供を孕まされる托卵締めは、夫とのセックスを生徒に管理されるひと手間を加えたのが良いアイデア。「究極の秘密の共犯」というエンディングはもう少し体罰早漏夫を平然と裏切る托卵妻の感じが欲しかったけど、つまらない夫バレよりずっといい。三島監督の連続中出しものにしては、精子入りマ○コを男がしゃぶるような気色悪い演出がないのも高評価。夫が結婚指輪してるような手抜きのなさも丁寧な仕事で、まだ最高傑作とまでは言えないけど、カラミのパフォーマンス込みで十分レベル高めに仕上がってると思う。