インキュバス王から「もっと精を集めてこい」と命じられたサキュバスのアリス。彼女はいつも 男を骨抜きにするほど貪り尽くし、最後には命すら奪ってしまうほどの激しい搾精 を繰り返していた。しかし、ある日出会ったカズキは違った。何度深く貪っても、彼の精は尽きるどころか、ますます濃厚に溢れ出してくる!興味をそそられたアリスは、最初はノルマのためにカズキと同棲を始めるが、夜ごと絡み合う快楽の中で、次第に心から惹かれていく…。
七瀬アリスちゃん演じるサキュパスと青年の愛の物語。主題歌やエンディングもあって映画作品のよう。アリスちゃんに搾り取られたい!
情報解禁時から物凄く気になっていた作品です。七瀬アリスさんの出演作、実に久しぶりに見ました。彼女の「それでも妻を愛せますか」のジャケ写のような超ハイスペ港区美女のイメージが強過ぎて、これまで彼女の作品を避けてきたのですが、視聴開始1分でその事を後悔する事になりました。一言で言うと今作の彼女、悪魔的に可愛い過ぎます。いや、女優さんのビジュアルの良さはもちろん知っていたし、可愛いキャラを演じてもハマるだろうなとは思ってました。けど、想像を遥かに越えて可愛い過ぎました。彼女の性格なのか雰囲気なのか、サキュバスという一見サディスティックな役どころでありながら、彼女のそれは、全く凶暴さが無くトゲトゲしくない。むしろ、作中、自分の手の甲を舐めるシーンがあるのですが、まるで無邪気に発情した子猫のようでした。人間界の事を知らなすぎる天然キャラがまた可愛い。とは言えビジュアルはもちろん男殺しのレパートリーの豊富さで女子淫力は圧倒的。見る者を容易く淫靡な魔法陣の向こう側へと誘い、枯れるまで精力を吸い尽くします。コミカルタッチで軽快な展開やドラマ性、センスの良いポップなテーマ曲、同棲カップルのいちゃつき生活脚本など、作品全体で彼女の可愛いらしさがより引き立ち、もっと言うなら露出度が高いだけでなくエロ可愛い淫紋やモチーフがあしらわれたサキュバスコス、照明などのピンクな場作りも可愛いさを増幅させるのに一役買ってます。最後の絡みは感情が宿った愛のある濃密な連射セックスで満足度も高いです。死んじゃうからという理由で最後の発射は口に、とかさり気なく細部にこだわる演出も粋。作品の随所に監督の手腕やこだわり、思い入れが詰まってます。七瀬アリスさんが、恐らく過去一可愛らしく、ほっこりする今作、沢山の人に見て欲しいと思いレビューしました。これは余談ですが、今作を見てからというもの、私の大好物のミニ歌舞伎揚げが眼球に見えて仕方ないんだが…w