夫婦間のセックスレスから応募してきた人妻のじゅんさんはコンドームを1つ渡され大学生の家に一泊することに。早々にゴムを使いセックスを済ませるが、一度の射精では飽き足らない男に彼女はゴムの無いセックスを許してしまう。二度目のセックスはあくまで無かったことにする二人だが、生の快感が忘れられず帰宅時間の迫る中再び求め合ってしまう。
また超有名女優を連れて来たなって感じで、由愛可奈時代も込みで15年目のベテラン水川潤が主演。どうせ素人には見えないだろうと開き直ったか、夫が子供を欲しがっての妊活中といったシリーズのポイントこそ押さえてるものの、職業設定やディテールの作りこみが少ないのは大槻ひびき編と同様。後半に痴女ものっぽさが強いという点では小春まり編にも近い。一応、夫が子持ちバツイチで結婚当初は子供は要らないということだったのに、後出しで子供を欲しがるようになっての作業化した妊活にうんざり気味の人妻と言う個別アレンジはあり。夫とは最後の排卵日に中出し済みなので、妊娠しちゃっても何とか誤魔化せそうな状況設定が前置きで、定番の料理シーンがタコパだったのも楽しいアレンジ。それでも架空の素人を演じさせてると言うよりは、「水川潤が人妻になってたら」といった疑似ドキュメントのような、女優本人のキャラを持ち込んだ印象が強い。素人妻のストーリーを楽しむには情報量が少ないしテンプレ過ぎるけど、基本設定だけ与えられてのアドリブ実況込みで、ベテラン女優のパフォーマンス力を楽しむ作品と割り切れば悪くない。特に奥手の年下男子が可愛くなってしまう肉食お姉さんっぷりや、妊娠しても問題ない状況での無許可中出しで吹っ切れちゃった人妻の、中に出されたい後半セックスまで水川潤の存在感はさすが。最後の中出しはもう少し最後の一滴まで子宮に搾り取るようなねちっこい後戯が欲しかったし、事後のセリフも「大丈夫」ではなく自分を妊娠させたかもしれない学生に圧をかけるような孕まされ痴女煽りの方が良かったと思うけど、時間切れが諦められずに再会を約束して中出しセフレを手に入れた人妻の多幸感まで、映像的にも安定感あるし水川潤の主演ドラマとしてならいい出来。個人的にはこのシリーズは、基本ラインに人妻の個別の物語が伏線として絡んでいくのを楽しむために情報を拾っていくのが好きなので、「人妻」の鍛えられた肉体美にも相応の理由付けが欲しかったり好みには合わなかったけど、ベテラン有名女優ものというアレンジとしてならたまにはあり。満点ではないけど星3つにするほど悪くはないよねという、ちょっと妥協的な星4つ。