構成は既成路線モノで顔ぶれもチョコ向かい(かなり古い人)がおることでお笑い路線感が強く木のリリさんところどころ笑いかけw
台本と演出は前作の愛弓りょう編に近いが、孕ませ系っぽさは元に戻してるし、カラミの最中に女優をエキストラの頭越しに映すような独りよがりのカメラワークも改善されてる。椎名ゆな編や武藤あやか編のような夫の妊活拒否設定はなくなって、ただのセックスレスなのが物足りないが、木下凛々子のキャラを活かして、夫の変態性癖にドン引きする普通の主婦っぽさを強調したのはいい感じ。逢坂瞳が演じる人妻も、危険日に無許可中出しされてしまう「ハプニング」感を強調する演出が良かったし、夫が妻に中出しされないように逢坂瞳とのセックスで射精を我慢するデスゲームっぽさも予定調和感を避けてて悪くない。初対面の赤の他人の子供を妊娠させられるかも知れない最初の本番からの帰宅後は、愛弓りょう編と同じく夫に先にシャワーを勧める演出で、中出し精子をすぐに洗い落としたくない人妻の変態性癖が伝わるのがいい感じ。フェラ抜きシーンも飲精を強●される感じは前作同様。志良玉弾吾の精子の味がしそうなキスはキモいが意図的な演出で、何も考えず習慣でやってるAV的演出でないのは悪くない。中盤セックスもいきなり始まる動画撮影でハプニング性を出しつつ、中出し直前の孕ませ煽りが改善されてて、人妻が孕まされ目的で来たのを認めざるを得なくなる感じが伝わりやすい。後半セックスは日を改めて中盤との時間的連続性を切る演出に変わったが、既に数回セックスしてる状況設定自体は変わらないのであまり意味がない。夫の乱入というハプニングっぽさはありつつ、人妻が何とも思ってないので空振りなのも相変わらず微妙。夫が前半同様に中出し精子入りマ○コを舐めさせられるキャラになってる代わりに、カラミ要員の男優が何も考えずにクンニするような雑な演出はなくなっていて、個人的な好みとは違うがあまり考えずに雑に演出する感じがなくなってるのは好印象。疑似ハメとはいえ夫ともセックスする演出で上書き中出し要素を足したが、特に必要なくて空振り気味。エンディングの締めのセリフも前作同様に変更されたが、愛弓りょう編からの話の連続性があるわけではないので、次作以降ではこの話を他人の子供を孕んだ人妻エピソードとして使いまわすのもあり。好みに合わないところも多いので満点には届かないが、何も考えずテンプレ焼き直ししてる印象が薄れたのは高評価な星4つ。
NTR物はまぁまぁ好きでしたが、この女優さんのAV作品のジャンルがほぼNTR多過ぎて普通に飽きるそろそろ痴女物かレズ物とかに路線変更して欲しい。NTRジャンルはパターン化され過ぎてる。観ててつまらない。