世間知らずで傲慢な二代目女社長紀里恵は、輸入した高級磁器の販売が低迷し苦しんでいた。そこで大手雑貨チェーン店社長の澤田に近づき強引な営業をかけるが…名うてのマニア毒蜘蛛澤田の糸に搦めとられ、その豊満な肉体と迫力ある巨乳は思う存分嬲られ辱しめられて、挙句の果てに待っていたのは最も恥ずかしい大量注入浣腸だった。
社長室にピカソ(まさか・・ストーリーはゲルニカをイメージ?)・・はどうでもいいけれど・・なんといっても川崎紀里恵さんがいい。彼女のふくよかな裸体は麻縄がよく似合う・・ということで、全裸麻縄緊縛が多いことが素晴らしい効果を生んでいると思う。ただ、少々凝りすぎ・・途中の手ぬぐいさるぐつわは大きくて顔が見えないし、浣腸で上着着用は??、ろうそく責めでの片足縛りは均整さを削いでいる。もう一つ、最後のシーン・・完全着衣での緊縛・・はどう考えてもおかしい(必然性が何もない)・・全裸緊縛が当たり前では?
薄幸感のある顔立ちでドM感漂うシネマジック社にフイットした女優さんだ。アラフォーながら肌艶のよい綺麗なカラダ。麻縄からこぼれるゴム毬のようなバストは出色の美しさだ。玄人好みのするドM美人だと思う。ケレン味ないストーリーでシネ社テイストが正統的に発揮されている。二代目女社長らしい生硬さが、部下を叱責するシーンやナレーションに表れていて味わいがある。元部下となった男に「ビンタされてションベン漏らす、変態だなアンタ」と責められたり、蝋燭責めや浣腸もあるSMフルコース感が良い。緊縛映像美も見応えがある。中盤の着物での緊縛姿シーンは丁寧にじっくり撮られている。後半の全裸でギャグボールを咥えさせられた「後手縛り片脚部分吊り」も見応え十分のSM美だ。スーツ姿で緊縛されて床に転がるエンディングシーンはもう一工夫あってもよかったかもしれない。ナレーションの「相変わらず会社の経営は厳しいですが、今の生活に不思議な悦びを覚え始めています」を活かすためには、全裸緊縛姿で二人の男から鞭打たれるか、ソファに腰掛けた二人をフェラする映像が欲しかったと思う。
相変わらず酷い出来。チープさが全面に出ている。社長のシチュエーションも最初まで。
女優さん、めちゃくちゃ美人ではないが、ふくよかなボディな縄がすごく似合って色っぽくて凌●される演技も極めて素晴らしい。
川崎紀里恵に気の強い女を演じさせるのはミスマッチと思いますが、まぁ女社長の屈辱的な淪落ものとしてはしっかりと作られており、ドラマパートやカメラワークがSMプレイの興奮を阻害していることもない、老舗のしっかりとした作品として合格水準です。後半のロウソク・浣腸排泄・鞭打ちも特筆すべき内容ではありませんが、十分な質とボリュームが確保されており、SMマニアにとっても満足できる作品として☆4つの評価をいたします。