義父は様子のおかしい嫁を監視していた。やはり浮気していたのだ。罪を認めて謝る嫁を仕方なく家に置くのだが、実は財産目当てだということが分かってしまった。怒りに震えた義父は嫁を家から追い出そうとする。だが嫁は、義父の前で自慢の肉体をさらけ出し誘惑をする・・。
シリーズ前作の天月さん編はあまり乗れず、ストーリーの枠組に問題があるとも思いましたが、ほぼ同じ話なのに、この作品は不思議と良かった。このシリーズは、家から追い出されることを阻止するため、嫁が義父を誘惑する。しかし、セックスは手段に過ぎないので、嫁が感じているように見えてもそれは必然的に演技であり、見る側は興奮しにくい、という所に問題があると思います。ところが天晴さんは、感情豊かな表情が良い。前作の、無表情で、いかにも悪女という天月さんは信用出来ない女に見えるのに、天晴さんは生きるのに必死な女の悲哀を感じさせ、許せる気がします。前作にない、夫がEDという設定も効果的で、義父とのセックスで感じている姿が、ただの手管としての演技ではなく、性欲の強い女が本当に愛欲に溺れているように見えるのがいい。ついでに、この嫁が貧しい家庭で育ったという設定にしておけば、豊かな生活に憧れる女が、その立場を守るため、自分に降りかかった障害と、その都度必死に戦う姿が一層哀れさを増すと思いました。一つ気に入らないのは嫁が義父を誘惑する場面です。前作も含め、あからさまに胸や下半身を露出しても、中高年の男には効果が薄いのではないでしょうか。むしろ涙の滲んだ目で義父をじっと見つめながらすがり付く時に、チラリと胸や太腿が覗く、というような形の方が、リアルな誘惑になると思います。天晴さんははっきりした目鼻立ちで表情が良く、演技も上手い。意外に引き締まった身体も生活力のある、しっかりした女性に見えて良い。今後ドラマでの活躍が十分期待出来ると思いました。
天晴乃愛嬢は初見。脚本は、旧タイトル「オマンコ顔の嫁」に準ずる。義父役→定番のAV界のお父さん/接吻キングの異名を持つ、小沢とおる氏。どことなく内田有紀似の美形。マン毛の剛毛具合は、小島みなみ嬢や鈴木真夕嬢以上の剛毛と、発育の良い胸とロリ顔のギャップ。それに加え、義父に従順なM嬢役がハマり役。ひとつのドラマとして観て、女優さんを贔屓せず、本作の評価は☆4。極めて☆5に近い4。ただ、簡単には5はあげられません笑
天晴さん、小沢氏の接吻にしっかり応えてくれるAV女優魂に溢れていてとても興奮させられました。