みのりの夫・茂樹は若くして新人文学賞を獲得。期待の新鋭ともてはやされ一躍時の人となったのだが、その後スランプに陥り、抜け出すきっかけをつかめないままあっという間に五年が過ぎ、生活の為に別の仕事をしながら細々と作家活動を続けていた。そんな夫妻の家に茂樹の甥っ子のジンが大学受験の間、泊まることになり…
みのり(女優の初音みのりさん)と、みのりの夫・茂樹の甥っ子のジン(男優の七尾神さん)の様々なシチュエーションで、濃厚なエッチが楽しめました。リビングでみのりへジンがエッチし、次第に2人のエッチが高まっていくところなど、興奮しました。寝室にて夫の見ている前で、みのりとジンがエッチするところなど見どころ満載です。初音みのりさんのエロさ、甥っ子を演じた七尾さんとの数々のエッチシーン、素晴らしかったです。
作品として、初音みのりさんの熟成された色気は、冒頭から素晴らしく感じますし、作品のコンセプトにおける嫌がりと拒みの演技も素晴らしく、そそる映像となりました。ただ、気になったのは、2回目の絡みでの男優さんとの咥えさせ攻防戦が上手くなかったのは残念。みのりさんが男優さんの手で後押しする想定で動いていたのに、男優さんが対応出来てないのは、盛り下がります。プレイでの問題は、これぐらいで、後は脚本構成と演出の問題で、作品の面白さがガタ落ちしました。本編中の匂わせの演出は良かったのですが、思い付く伏線の中で、一番盛り上がらない伏線を選ばれた感じなので、どうにもなりません。私が想像する一番良い伏線だとしたら、甥役のサイコパス感に、夫の作家の狂気に基づくサイコパス感をぶつけて、相乗効果の面白さを狙います。甥の想定外な居候と、酔って口を滑らせ甥に興味を抱かせ行動させる流れは良いので、もう一歩踏み込んで、ここで甥に寝取らせを頼む(勿論、酔ったことでの冗談的)ことにして、甥の違和感の演出に繋げ、更に、実は新作のリアリティの為に妻の日常を知りたくて、家の数箇所にカメラとマイクを仕込んでることを甥に酔って話しているので、その場所を選んで甥はみのりさんに迫り続ける。1回目の絡みの録画を観て、熱病の様な創作意欲で筆を走らせる演出に繋げて、寂しさを覚えるみのりさんに、甥が再度迫り、してくれなかったフェラをイラマ的にさせる2回目の絡みになり、ますます、夫の創作意欲が湧き、寂しさが増し、甥のネタバレに伴う3回目の絡みは完堕ち的でないといけないので、エッチするなら射精まで描くことで、甥の本気さを演出し、夫の新作のネタバレをし、甥の思いを告げるのは元のままで良いが、そこに甥がみのりさんを好きとしっかり演出して、好意ゆえの行為として、最後のみのりさんの解放を演出する完堕ち後の絡みに入り、帰宅させた夫の目の前での展開になり、新作のラスト考証を甥に言われ、やはりそれが良いと納得し、制作意欲と寝取らせをかき立てて、事後に、みのりさんに寝取らせ性癖も告げて、この意欲を文章にした後でヤることも告げて、去る夫で終わり、甥と夫のサイコパス感に翻弄される妻という面白さで終える。ここまで、演出していただけたら、傑作や神作に届いた気がします。