少女にとって星が美しく輝いていた時。制服の下に隠れる胸はトキメキではちきれそう。先輩を想いながら、指を濡らすシーンは、官能的だ。オンナに目覚めてゆくみどりを、見て感じて欲しい。
令和にみる、昭和のAV。そこには、潮吹きもなく、くい打ちピストンも、ましてやチックスナインもない。メディアがVHSから、DVD、そして配信に変遷する間に生み出された幾多のワザや演出は、まったくなにもない。それどころか、モザイクは、タイルのように大きく、結合しているかどうかすら、曖昧なままだ。そして時間も40分。これはかつてのVHSの制約ではないかと思われる。さてでは、この作品が退屈かと言えばさにあらず。体操服に包まれたバスト、そして臀部を覆うブルマ。それは、ヴィーナスの輝き。葉山みどりのこの姿に心を躍らせずにはいられない。どんな演出があっても、そもそもの女優の輝きがあってこそ。そのまばゆさは、やはり間違いなく見る男を熱くさせる。