捜査官の愛は、追っている麻薬組織の取引現場を押さえるべく、組織のトップに色仕掛けで近づくよう命令を受ける。トップのお気に入りM嬢となった愛は、トップからの信用を得て取引の日時を聞き出した。いざ向かうと、そこには愛の上司の姿が!ハメられた愛は事実を知った以上仲間になる他解放される術がないと、あの手この手で、恥辱を受ける。浣腸にも陰部快感責め、鞭ろうそくにも耐え反抗していたが、身体の反応は正直で…。
ヒロインが浣腸責めで糞(ゼリー?)を垂れ流しても、全然興奮しない。これは女捜査官の恥辱の演出が全くないからだろう。女侠客や女教師、貴婦人等が浣腸責めにかけられるシーンは、団鬼六の小説ではクライマックスの見せどころで大いに興奮するところだが、当たり前だが文字の描写だけである。これはヒロインの屈辱的な感情が良く書き込まれているからだろう。この作品では映像によりリアリズムで見せても、ヒロインの心情を描いていないので、全く感情移入できないことになる。「絶望の女潜入捜査官」と銘打ちながら、その「絶望の」感情が全く描いていないのは致命的だろう。蝋燭責めや水責めも熱いだろうな、苦しいだろうなと思ってしまって、全然エロさを感じない。