妻の蛍は、夫と認知症の義父と三人で暮らしていた。ある日、夫が交通事故で亡くなり、その原因が自分だと責める蛍。ショックを受けた義父も病状が悪化し、蛍に対して性的欲求を隠さなくなってしまった。それでも彼女は受け入れてしまう・・。
『乳首がエロい』が第一印象。顔面アップで頬のニキビが目立つ。本編。交通事故で息子を亡くした義父。夫を亡くした嫁。嫁が、息子(嫁からすれば夫)を溺愛していた義父にカラダで償う、というストーリーに多少、矛盾を感じた。物語のテーマは”償い”だが、内容的には、息子を亡くした事で悪化した痴呆症を患う義父を性的介護する嫁という感じで、タイトルの『償い』というより、従来のながえシリーズでいう『義父と嫁』に相当。監督が『森川圭』という、個人的に知らない監督。シリーズ同一タイトルとはいえ、長江監督を始め、富丈太郎監督、溜池ゴロー監督とも異なる作品。個人的には、富丈太郎監督だったら☆4か5だったかも。※カラミについては、敢えて省略します。
元々ながえは作品性を重視するレーベルだが、蛍嬢も男優の杉浦氏も演技性がより豊かになったことに感動した。ながえ作品ということで触発されたこともあったのかな? 義父という背徳性への、情感の盛り上がりが自然だ。蛍嬢の最初の頃は、「表情がかたくちょっと恐そうな子」という印象だったが、ちょいムチのスタイルの良さは魅力だった。ただ太る体質ではと思ったが、デビューから約6年、かえって体型が絞られたような。努力にも感動・・・