10年前に離婚した美緒は、女手一つで悠岐を育てた。不憫な思いをさせまいと一心不乱に働き、気づけば悠岐は大学卒業の年になっていた。子育てがひと段落する反面、目標を失った美緒だったが、悠岐から今までの感謝にと温泉旅行に誘われた。美緒と悠岐は二人だけの卒業旅行に出発した。
女優は良いのに、母子交尾シリーズとは思えないレベルの低さであった。監督が駄目なのか、男優が駄目なのか。脚本が駄目なのか。母子交尾シリーズに求める後ろめたさ、背徳感が表現されておらず、単なる熟女と若い男が旅行先でセックスするAVに成り下がっている。肉体関係を持った後の母子の会話もレベル以下。普通の親と子であった関係から女と男の肉体関係に変わった、温泉につかっての最初の会話が肝なのに、殆ど会話無しでキス。演出が凝っている、脚本がしっかりしているのが母子交尾シリーズの良い所なのに。期待していただけに残念。駄作です。森下美緒という素材が無駄になっている。素材に合わせた料理(脚本・演出)が出来なければこうなる、という良い例である。