『拘束されたい』という願望を決して他人には言えない亜弥。今日も帰宅すると自らを緊縛した亜弥は、下着姿で縛られた自分を見て楽しんでいた。次の日も水着1枚で、人には言えない秘密の趣味が始まった。もがき疲れて緊縛姿のまま寝てしまう…目がさめると腕が痺れて手枷がうまく外せなかった。『このまま外れなかったら…』そう思うと再び興奮してくる亜弥。そこに突然何者かが侵入。隠れながらケータイで助けを呼ぼうとするが、自分で塞いだ口のテープが邪魔をして声がかき消された。そこに男が現われ!!
縛られた体で身悶えする様が明らかにドMのそれであり、とても楽しめた。緊縛ビデオとは、幾重にも縄を厳重に巻き付けることではなく、結局のところ被虐者の姿勢・態度に重きがあるということを感じた。自縄自縛はとても慣れたもので、普段からやってることなんじゃないかと察せられるほど。ただドラマとしてはかなり面白みに欠け、展開もない。
最初から通して自縛を自分なりに楽しんでいるところを撮影していて、内心も文字にしたりとこうなんだ。と世界観を掴めますが、足が自由なままなど、いまいち詰めの甘さが目立ちます。また、ピンチにもなりますが、もっと何ができたはずと感じました。