基本的に今のAVの映像は汚くてグロい。(画質の問題ではなく絵として)にっかつロマンポルノのような、美しいエロ映像文化もかつては存在したが、残念ながらそれはすっかり廃れてしまった。翻って80年代のこの作品は、きょうびほとんど見られなくなった「美しいAV」である。(演技の下手さはご愛敬として・・・)全体が短いうえに一つ一つの濡れ場も短く、今の凡百のAVと比べても商品価値は高くないかもしれない。だが3人の女優がたわむれるベタな場面のエロさと美しさはどうだろう。今のAVでも似たような絡みはいくらでも見られるが、ほとんどが猿真似レベルである。このAVの絡みはほぼ「フェイクであることを隠さないフェイク」であり編集も多く、生々しさが身上の今のAVと何もかも同列に語るのは当然無理がある。だが映像の技術は紛れもなく本物。このようなノウハウが今のAV界でまったく生かされていないのは残念としか言いようがない。映像を知り尽くした監督がもっと多く活躍していたら、AV業界の景色は今とは全く違ったものになっていたはずである。
人それぞれ好みがあると思います、個人的にはハマらなかったです。
当時は豪華なパッケージにドキドキさせられたのを思い出します。3Pのシーンで神代弓子を二人がかりで舐めるシーンがたまりません。
う~ん、たしかにカラミシーンが綺麗かもしれないけどエロは感じなかった。レズシーンも全体的にソフトタッチでお上品。ヌかないAVとして鑑賞するのであればアリかと思うが、露骨なエロさがない。一言で表すなら”成人映画のような作品”である。アングルもエロく撮るというよりは、映画のようにキレイに撮ろうとしている感じが伝わってくる。好みの問題ではあるが、やはりAVであるのならば汚いエロさも必要です。
完璧な女優陣、完璧な設定、完璧な脚本、文句なしの星5つです。もう、こんな作品は作れないと思う。美麗な女優たちと才能溢れる監督に感謝です。