婚約が決まって一月後に結婚式も控え、幸せな日々を過ごしているいあん。ある日、元彼から「もう一度会ってくれ」と突然の連絡。結婚するつもりで付き合っていたのに断られて結婚してくれなかった男。それ以来、人生で一番嫌いな男としていあんの歴史に残った。断ろうと心に決めつつも、最後だからという話を信じ、そのまま1泊2日の温泉旅に-久しぶりに会った二人は燃え上がり、生中出しを繰り返してしまう-。
なるほど、星を付けるのに中々難解な作品ではあるがこれはこれでありだろう。花咲いあんの残り少ない作品に勿体無い等と他のレヴューであるがそんな事は決してない。むしろファンとして勿体無いとは同じ様な作品をいくつも撮影される事である。そういう意味では彼女の素の表情を少しでも垣間見る事が出来たのは収穫であったのではないかと思う。海のイメージでの彼女の表情は美しかった。そこに金を払ったと思えばファンであれば十分満足である。
花咲いあんは綺麗でエロくて最高だが、この作品の男優はブおっさんでは設定に無理がある。あと、監督?男優が?が変てこな緑色のメガネをかけてて、その奇妙な自己主張に萎えてしまった。花咲いあんだから3点。
本中はナマ中出しを売りにしているのに、低予算のハメ撮りで台無しにしている。とにかく暗い、視野が狭い。見たいものが見えず、見たくないものが目に入る。「女優と二人だけ」は設定であって、本当に「二人だけ」で撮影する必要はない。撮影した男優・監督には本当に楽しいひと時で、この作品も楽しい思い出になったことだろう。だが見る方の立場になって考えて欲しい。「女優と二人だけ」で他のカメラマンもいない撮影は、最低限の予算で済むのだが、本作品のように監督・男優のオナニー作品になってしまう。ナマ中出し「本中」にそれは求めていない。せっかくの花咲いあんさんの残り少ない出演機会をひとつ無駄にしてしまった。
タイトルでプロローグ的な設定を説明しただけの温泉不倫旅行作品といった印象です。彼女のエロさは十分発揮しているとは思いますが、ストーリーも皆無なので期待外れ感は否めません。私のように食いつく人間が居るという事はタイトルは重要と考えられるとは思いますが・・・。