かわいそうなコスプレイヤー 好きでもないキモオジに… ガチアイドル級

脳を破壊された

「俺、夏になったらコミケでコスプレイヤー、ナンパするんだ」と言い続けてから20年が経った。しかし童貞にコスプレイヤーをナンパするような勇気などなく、コスプレＡＶやコスプレ風俗で子種を無駄撃ちし続けていた。ごみ収集車に回収されていくオナティッシュがつまった指定ゴミ袋の数に反比例して、性の喜びに対する淡い期待は真夏のアスファルトに照りつけられた死にゆくミミズのように萎びていった。所詮私は弱者男性。男子の本懐を遂げられず、妄想の中で日常に抑圧されたリビドーを晴らす日々。いや、もはやその妄想ですら焼き増しのビデオテープのように『性欲処理』でしかなくなっていた。風俗に行けば射精はできる。だけど私が欲しいものは風俗嬢の施しじゃない。自らが戦い勝ち取ったセックスの権利が欲しいのだ。そんな中、この映像に出会った。内容はシンプルなハメ撮りもので、女優の顔はジャケット通りで悪くない。あどけない顔をした、健康的でどこにでもいそうな女の子。ただしタイトルにある通り、この女の子はかわいそうな女の子である。背景こそ語られないが、何かしらの理由で出たくもない映像に出させられているのであろう。そのせいか女の子の態度はどこか反抗的だ。どんな粗悪な風俗に金を捨てたところで、女は一応の愛想をふりまく。その愛想が一切ない。まるでそれがせめてもの抵抗だとでも言う様に、固い表情でカメラと男優を睨むように眺めているだけだ。指でいじられ、電マを当てられ、女の性か不本意ながらに感じて湿った吐息を漏らす。。イラマチオの時に喉奥に亀頭が潜り込んでくる感覚に彼女は苦しそうに呻くが、この時に彼女の生の声が聞こえた気がして胸に得体のしれない興奮が込み上げてきた。最後は当然生のセックス。独特の撮影方法で撮られたアングルの中、女の子が不随意に喘ぎ悶えてゆく。そして…他のAVにはない雰囲気なので人を選ぶが独特の空気感が噛むほどに陰茎海綿体に味わいを運んでくれる怪作であり、私のようなリアル思考で多少の加虐嗜好の人間には、コスプレイヤーをいかにしてハメるかという妄想に起爆剤を投与してくれる貴重な作品。通な同士にはこっそりオススメしたい作品でした。私は次の夏こそコスプレイヤーをナンパしてハメ撮りAVを撮るのだ。