自分が書き下ろした官能小説を読み返す女流作家。自分で書いたにも関わらず興奮をしてしまった淫乱作家は、抑えきれない衝動に身を委ねてついにはオナニーをしてしまう。次第に行為はエスカレートし…。
官能小説を朗読後、オナニーで終わり、・・・・・・。ただ、退屈なだけで最後もショボイ終わり方これではいけません。
まずは、この企画の大胆さというかユニークさを評価したい。視覚に訴えるエロであるAVというメディアで、あえて受け手の想像力が必要とされる「官能小説の朗読」という手を使ったのは、ある意味かなりの冒険である。もっとも、最初に登場する女流作家も、続いて登場する女性たちも、肉付きがいいボディが結構エロいので、それだけでも十分視覚的エロを醸し出している。オナニーシーンも結構激しく、変化球ながら、オナニーものとしては合格点の作りだと思う。