期待したのが間違いでした。ポロリとかも何も無くアダルトでもなんでもないと思います。がっかり。
SODクリエイトの露出羞恥企画「タオル一枚男湯入ってみませんか?」シリーズの番外編「現役グラビアアイドル編」。通常シリーズでは「現地の素人ギャル」に扮した企画系AV女優達が「男湯」を舞台に様々な羞恥プレイにチャレンジするが、今回の参加者は、(多少マイナーではあるが)すべて現役のグラビアアイドルである。まずは、秋田生まれのGカップ「松永みく」がターゲット。チ○ポ丸出しの入浴客の全身を隈なく洗うという、なかなかの度胸を見せつける。続いて、レースクイーン出身のGカップ「山田さやか」。みく嬢とは反対に自分の身体を洗ってくるというミッションを受けるが、やや消化不良の内容。そして、三人目は、ナニワのGカップロリータ「永瀬ゆみ」。「入浴客のオナニーを目の前で観賞する」という、実にラストに相応しいプレイを引き当て、絶妙な羞恥リアクションの数々を披露する。
グラビアアイドルが男湯で羞恥を受けるというコンセプトはよかったが、やはりポロリがないのは減点ポイント。乳首などを映像に出せないなら、せめてハートのモザイクを入れるなどして「現場では乳首が出てしまった」という事実だけは示して欲しかった
そもそもタオル一枚男湯シリーズが、絡みもなく裸を映すでもなかったのに登場期に好評を博したのは、羞恥の伝え方に(結果的に)優れていたからでした。それが作を追うごとに過激化を目指したせいで、羞恥や有難味といったものが全て殺がれ、ただのヴィジュアルに難のある女優が絡みをしないAV、という評価に落ち果てたと思うのです。今回は「グラビアアイドル」という前提が付き、かつそれぞれがリアルにアメブロを持っているなどで、俄然「裸を見せてはいけない子たちなんだ!」感が強く見る側に設定され、羞恥の表現にこれ以上ないお膳立てが整ったはずだったのですが……あまりに消化不良でした。客の息子すら見ている子たちなのに、さすがに透け乳すら憚っているのは、あまりにアンバランスでした。「見せてはいけない子の過激なシーン」という有難味よりも、何も見えない消化不良感しか持てなかったです。
終始肌を隠したままとなります。露出はないのは残念です。顔がかわいいのでほてった感じなど入浴中もアップで見たかったというのはあります。顔のアップがあるのは最初のインタビューと最後の湯上りの感想を聞くシーンです。肌が綺麗でスタイルが良いので脱衣シーンと恥じらいながら体を洗っているシーンはなかなかよかったです。撮影が盗撮のようなアングルなのでもう少し近くで見たかったです。
ジャケットの永瀬ゆみは可愛いです。彼女は他にもAVに出ていますが、本人は脱いでいませんし絡みもありません。永瀬ゆみに限らず全員AV女優ではないので、AVという枠に収まるかどうか微妙な作品です。最初の二人は何もしないも同然なので割愛しますが、永瀬ゆみは男のオナニーを見るというミッションがあるので、唯一抜けるとしたらそのシーンだと思います。くれぐれも脱ぎや絡みを期待してはなりません。女性が男の裸を見るだけの作品です。