「慰めてあげるよ」そう言ってキスしてきた息子に美智子は戸惑っていた。息子を人の道から外れさせてはいけない。母として強く思うが、同時にセックスレスの欲求不満にあえぐ肉体が息子の愛撫で熱くなっていくのも感じていた。逡巡を繰り返した後、やがて美智子は抵抗するのを止めた。そして我が子が絶倫だったことを知る。その瞬間、頭からモラルは消え去り美智子は息子の虜になった。
ドラマモノに比べて、SEX描写が多いが…。しかし、6発という射精回数に拘らなくてもいいと思う事がある。1回目の中出しは中出しされた描写がはっきり判るが。2発目は手コキ発射、お風呂場なら顔射にしてもらえたら良かったが。3発目以降は連射だから中出した感じがよく判らない場面があった。中出しされてから次のSEXにインターバルがあるといいのだが…。連射だとどこで抜こうか迷ってしまう。
冷静に考えて若い男が六十路の女の体を何度も繰り返し求めることなど、ほぼほぼ現実的ではない。しかし、それを忘れさせるほどの臨場感をもたらすことができているのは、やはり内原美智子が六十路最高峰の女優であるからこそなのだろう。近親相姦や六十路のことなどもはや問題ではなくなって、ただただ美智子という女を前にして、ひたすら何度もキスをし、何度も突きたくなる、それ以上でも以下でもないゾーンに入る感覚と言えばいいのか…(このような感覚に陥る六十路女優は本当に数少ない。他には倉本えりぐらいか…?)本作では、美智子の優しいフェラも存分に堪能できる。美智子作品の最高傑作と言ってよいだろう。(しかし年相応からかけ離れたこの色気はハンパではないので、仮に同世代以上の高齢世代の男どもの近くに美智子がいるということになったならば、凄まじいまでの争奪戦が繰り広げられることは間違いなさそうである。)