夫はエリート会社員だった。しかし、病気で会社を2年間休むことになった。夫のリハビリも順調だったある日…。夫が嫌う、夫の上司が現れた。幸せただった家庭はそこから崩れていく。
若く美しく、自分のいやらしい願望と身体を自覚しながらも亭主の病気のために抑え込んでいる清楚な妻。まず最初に上司が初めて訪れるところから注目したい。上司の視線の動き、それを敏感に感じているのに知らないふりをしている妻。このあたりのお互いの視線を意識する空気感を見事に表現している。キャスティングとスタイリング、状況設定や台詞、アングル、全てにおいて細やかで素晴らしい作品だと思います。こういう作品が評価されないとこのような細やかなディテールの作品が少なくなってしまう。ぜひ富監督にはこのような作品を追求していただきたいです。後半になっても丁寧な心理描写、服、下着などの細やかなスタイリング。エロティシズムがただ単に裸を綺麗に見せたり激しいセックスシーンだけではないことを至るところで感じさせてくれるある意味芸術的な作品かもしれません。引きの絵ももう少し入れていただきたいという個人的な希望はありますが・・。本当に素晴らしい作品だと思います。
いつもながえ作品は安定して楽しめます。ですが、今回は終わり方が、あいまいな感じでしたね。メリハリがあるともっといいと思います。
伊東さんは、熟した女です。人妻役がはまります。作品は、上司にネトラレテしまう内容。これは、よくある内容でかわりない。スタイルはよく、特に胸が綺麗すぎてたまらないかも?まさに美乳そのもの。監督が着衣を好むのか、殆どが着衣の絡みで綺麗な胸が見えなかったのが不満だ。最後は夫に見られてしまうが、浴室で濃厚な絡みを見れないのも不満。ここのメーカーの終わりかたは、いつもこんなもんだ。
お気に入り女優の一人なので、レンタルで見ました。制作等脇はがっちり固められてるのに、肝心の女優と男優に物足りなさを感じました。ながえ作品の真骨頂である『接吻』が緩い。男優もやはり、小沢・染島・末藤・吉村文太でないと。女優・男優、もっとながえを勉強してこい、という感じです。