かつて「南條喜美江」と呼ばれた美しい女がいた。誰も見たことのないこの女はSMマニアの間で噂が噂を呼び妄想が妄想を膨らませ、いつしか理想のマゾ奴●としての伝説がまことしやかに広まっていった。
「理想のマゾ奴●」を責めるという非常にシンプルな展開な為、女優の技量が非常に問われる作品なのに、この女優、M女優としては全然ダメ。M性がまるで感じられない。美乳でスタイル良く緊縛栄えはするがそれだけ。凌●中女優からの歓喜の声も無く終始抵抗ばかりで責めに対して苦悶の表情、そそらない悲鳴ばかりで、痛打系も逃げてばかりでほんとに痛がる。最後演出も諦めて責め画作りに変えた感もある。川村慎一のシネマジック再復帰で期待したが、この女優でこの展開は無理があった。