メンヘラタワー 七海を愛しすぎたファンの行き過ぎた記録 横宮七海のファン代表の僕が彼女の良さを伝えたい一心でドキュメントを撮りましたが撮影中に何度もメンブレするほど「ななみん」に振り回されてはじめての2人きりにお互い照れまくってトロける粘膜に根こそぎ食べ

メンヘラタワー 七海を愛しすぎたファンの行き過ぎた記録 横宮七海のファン代表の僕が彼女の良さを伝えたい一心でドキュメントを撮りましたが撮影中に何度もメンブレするほど「ななみん」に振り回されてはじめての2人きりにお互い照れまくってトロける粘膜に根こそぎ食べ

DMM
★★★★★ 5.0/5.0
4件のレビュー
再生時間
151分
配信日
2024年2月3日
ジャンル
単体作品 ハイビジョン 独占配信

出演女優

作品説明

横宮七海は不器用で人付き合いも苦手で自己評価が低くて、でも、それをすべてさらけ出してるから好きというファン代表のカメラマン「スズタケさん」に密着撮影してもらったのですが、いきなり横宮七海の大遅刻にはじまり、ずっと振り回されてばかり。しかし、全スタッフを帰らせて2人になった時、はじめて物語が動きはじめ…。当の2人はもちろんのこと、映像編集担当者、本作品の担当プロデューサーさえも撮影当日、撮影後でも気づけなかった映し出したものから真実を探り続けるために、撮影後に何度も話し合った結果たどり着いた作品です。横宮さんの関係者ならびに横宮さんのファンの方は当然のこと、横宮さんをまだ知らない方。すべての方に捧げます。最後に横宮七海さんへ。この作品にお付き合い頂いこと。最後までやり遂げてくれたこと。全部を出し切ってくれたこと。完全燃焼できなかったこと。すべてにおいてこの場を持ちまして改めて感謝致します。関係者一同より

製作情報

メーカー: FunCity/妄想族
レーベル: 痴人

統計情報

4
レビュー数
5.0
平均評価

価格情報

DMM価格
ストリーミング ¥500
ダウンロード ¥1270
HD ¥1780

価格推移

DMM価格推移
★ ★ ★ ★ ★
見るのに照れた。

横宮七海とななみん大好きスズタケさんのドキュメントであり横宮七海でない横宮七海が見れたような気がしたがこの横宮七海でない横宮七海もまた横宮七海だとななみんフリークスの僕などは感じてしまった。また2人の絡みは今まで見たどんなAVより気まずく照れてしまった例えて言うなら親のセックスを見せられてるような、、もしくは友人のハメ撮りを見せられてるような感じでAV作品としてはヌケなかったのはたしかだがこの作品はそんな範疇では括れない作品だと思う。ある日の横宮七海のリアルな一日がたしかにそこにあった。

★ ★ ★ ★ ☆
横宮七海はSOSを出していたのではないか

スズタケ監督は優しくて本当にいい人ですが、お友達として、横宮七海の穏やかな面しか知らなかったんですね。彼女が苦しんでいることはある程度はわかっていたのでしょうが、ドMの気質を持つ彼女についての深い理解はなく、彼女のすべてを受け止めることは到底できなかったと思います。それがこの作品の限界となっていると思います。女優ではない素の彼女はメンヘラ気質で、相手に過度に依存する性格だから、本当に依存できる相手なのか確認するため、何度も試してきます。喉奥フェラでベッドでゲロ吐いてもいいですかと彼女は監督に尋ねます。ダークな部分を持たず、彼女を丸ごと引き受ける覚悟はできていない監督は躊躇してしまうので、彼女は諦めてしまいます。彼女はすべてをさらけ出すことはなく、最後のからみはお互いに気恥ずかしいものになってしまいました。肉体的、精神的な苦しみの中にしか愛を感じられなくなっていた彼女の内面をさらけ出させることができたのは、あの鬼畜のドSの太田みぎわ監督だけでした。それでも、彼女はこの作品の中で、ちらりちらりと心の内を垣間見せています。男優さんとのからみの最後のあたり、彼女は監督の手を握り、じっと見つめ続けていました。監督はエロいとしか感じなかったようですが、あれは彼女のSOSではなかったのでしょうか。「自分は深い闇に落ちてもがき苦しんでいます。助けてください」と必死に訴えていたように私には思えます。シャイな彼女は内面の吐露が苦手ですから、それ以上の表現はしていません。結局だれもそのサインに気づいてあげられませんでした。それが何とも切なくやりきれないです。

★ ★ ★ ★ ★
自らこの世を去って行く人はあまり多くを語らなかった

Wikipediaの横宮七海のページではこの作品が最後の日付となっているようで、オムニバスなどの出演作品を除けば、実質的な横宮七海という女優の遺作となります。しかし、よもや企画段階から撮影中まで、スタッフやおそらく本人でも、この作品が遺作になるとは全く思っているはずもなく、自らこの世を去って行く人間のドキュメンタリーとしてはあまりに軽すぎる内容なので、絡みシーン以外の会話部分を見てもモヤモヤした感想が残るかと思います。しかし、逆にそれがこの作品にリアリティを持たせていますし、随所を見ると、生きて行くことに懐疑的な人間が見せる危うさを、たまに覗かせています。前半、横宮七海はカメラマンのスズタケさんと二人で、制作会社にカメラを借りて、ドンキで撮影に使う備品を購入します。仮想のデートシーンです。横宮七海は終始裏声で、ドンキでは気ままに撮影とは関係ない服を選び始めたり、撮影と関係のないオナホのパッケージを可愛いと言い出したりして、いかにも「不思議ちゃん」な横宮七海を演じますが、移動で使うタクシーの清算や、備品を選ぶときは撮影を気にするなど、理性的な面を見せます。一度目の絡みが終わると、横宮七海は絡み中に手を握っていたスズタケさんにフェラをします。その後、横宮七海とスズタケさんは二人で焼肉で食事、食事後は横宮七海からスズタケさんを誘って、撮影場所とは別のラブホテルに二人で入って絡みとなって終了です。最後にスズタケさんは横宮七海に「あなたにとって横宮七海とは」と問いかけ、横宮七海はしばらく悩んだ後「第二の人生」と答えます。つまり、横宮七海には横宮七海とは別の「第一の人生」があったようですが、その部分は、結局この作品内でもほとんど見ることはできませんでした。それでも「第一の人生」がちらりと見えるシーンがあり、それがこの作品の見所です。スズタケさんが「最初から女優さんになりたい?」と聞くと「正直、なんか今更、何をしても変わらないかなと思って、で始めました」と答えます。フェラの感想を聞かれて「愛情を感じた」と答えるスズタケさんに、少し躊躇した後に「愛という言葉は、本当に愛している人にしか言っちゃダメなんですよ」と返します。おそらくですが横宮七海(を演じている女性)が自分から男性を誘ったのは、この作品内でスズタケさんを自ら誘ったのが最初だったのではないでしょうか。

★ ★ ★ ★ ☆
鉄壁の彼女の心が少し揺らいだ そしてSOS

横宮七海さんは尽くす愛にまっすぐに生きた人でした。愛情不足に育った故、自己肯定感が低かった彼女は、相手に過剰なまでに依存し尽くすことによってしか、自らの存在意義を見出せなかったようです。イチャラブ物や地雷系の彼女の作品ではそんな彼女の一面が良く出ていてとても可愛らしいのです。他方で尽くす愛は凌●作品においても十分発揮されます。徹底的に責めを受け入れることで、彼女は輝いたのです。けれども、今までの生き方に疑問を持ち始めていた彼女は、この作品の中で問うています。「愛って何?」彼女の答えは、ありのままの自分を認めてもらえることでした。それは、それまで彼女が諦めていたことだったのですが、知り合いのスズタケ監督ということで、ほんの少しだけ彼女は心を開いてみることにしたのです。そこで彼女は本当の愛を探るべく監督に問うたのです。「ベッドで吐いてもいいですか?」自分の闇の部分も含めてすべてを受け入れる覚悟はあるのか、彼女は試したのでした。もちろん、ダークな部分を持たず、また彼女のすべてを受け入れる覚悟はできていない監督は躊躇してしまいます。結局彼女は諦めてしまいました。結果として最後のからみは、中途半端なものになってしまいました。ただこの作品で彼女は、心の内をちらりと見せています。最初のからみの最後の部分で、男優とファックしながら彼女は、監督の手を握りしめながら、目をじっと見つめ続けていたのです。それは尋常ではない行為です。彼女は監督にSOSのサインを送っていたのではないでしょうか。「私は今、闇の中で呻き苦しんでいます。どうか助けてください。」というメッセージを彼女は出していたのだと私は思います。けれども、監督を含め周囲の人は誰もそのメッセージに気づいてあげることができませんでした。シャイな彼女はそれ以上のサインは出しませんでした。何とも切なくやりきれない思いです。彼女はこの作品で心の内を少しだけ吐露して引退するつもりだったと思います。心身共にきついAV女優をやめることは、彼女のためには大変良かったと思いますが、周囲に彼女をサポートする人が誰もいなかったことは、非常に残念に思います。