音楽界では80年代のシティ・ポップが再評価されていますが、AV界でも80年代の空気感を今も残しているFAプロが再評価されている気がします。往年の昼ドラのようなねっとりした演技、チンコの事を「ペニス」と言う台詞回し、「令和ザ・スワップ」というタイトルも令和が入っているのにむしろ昭和を感じます。女優の人選も素晴らしく、FAプロの世界観が似合う生々しくてエロい肉付きをしたオンナ揃いです。スワッピング相手も今ならネットで即日探し出せそうなものですが、わざわざ互いの夫婦写真を郵送で送り合って相手を探すという昭和システムを採用。そうする事でスワッピング当日まで時差が生まれるので「本当にスワッピングしてイイのかい?」「だって、アナタが望むから…」みたいな夫婦間の葛藤をしっかりと描けています。スワッピングを終えて夫婦の絆が固まり「今日は贅沢に特急で帰ろう」とニッコリ。今の若手監督では描けない、リアルな「エモいエロさ」を感じました。
基本夫婦設定でスワッピングするだけなのでただの熟女セックスでほとんど1vs1ですパケ写のような2人の奥さんとのようなシーンはありません
FAの大人気シリーズなので迷いなく購入しました。ただ、冒頭の吉村さんと成澤ひなみさんの安定した絡み以外は見所がありませんでした。ラストの若い夫婦の絡みも淡白でした。せっかく染島さんと山口さんのシーンもあったのに「おまけ的」な感じで残念でなりませんでした。ヘンリー監督作品に比べると FA独特の背徳感や匂い立つ様な映像が見られないですね。