官能小説的リアルエロス。藤元ジョージ監督が渾身を込めて描く悲劇の主婦官能長編ドラマ。夫の暴力から逃れ、パート先の店長の元へ転がり込んだ妻…暴力から暴力…逃れられない暴力が、やがて妻をエロスへと導いてゆく。
DVを受けている妻役を結城みさが好演しているが、見ていて内容が重いし暗い。夫から逃げ出しパート先の店長の家に世話になるが、間もなく夫に見つかり店長は刺されて殺され、夫は逮捕されてしまう。からみのシーンもそれほどアブでハードなシーンはありません。ラストに別人に檻に入れられ飼われていますが、いつの間にそんなアブな人格になったのかが省略されているので、よくわかりません。もし視聴するなら安くなってからのがいいと思います。
孝之さんのレビューに加筆します。物語展開として、夫婦間暴力を受け続けた結城みさ さんが夫からの逃避行の後、優しい人と安住を得たと思いきや、その信頼していた人の性癖が為す変質的性行為を享受、性癖摺り込まれた果て、逆上した夫の●す殺●事件を経て行き場を無くし、場末の色街に居を構える、殺害された人と同性癖を持つ変質者に身を委ねると云った内容か。結城みさ さんの纏う細うね白色三つ折りソックスには、愛好者は惹かれるでしょう。が、肝心の作品内容は、戴けません。