ある日、「つぼみ・AV引退」のニュースがネットを駆け巡った。大好きなつぼみが、僕の目の前からいなくなる。僕は、つぼみじゃなくて、つぼみ以外がいなくなればいいのにと願ってしまったんだ…いつも傍にいてくれた。毎日、動画やSNSを見ればいつでも会えた。つぼみがいなくなる日なんて、永遠に来ることないと思っていたのに…僕とつぼみだけしかいない世界でしたいことは…?AV引退直前、朝霧浄×つぼみ初タッグ!
この作品はあらゆる場面に切り替えながら、「つぼみ」というAV女優を忘れないで欲しいという、つぼみちゃんの願いを求めた作品だと思います。セックス場面より言葉を重視し、たまに思い出した時には「おかず」にして欲しい。これは朝霧監督のセックスよりもストーリーを重視する点に合致するように思います。いつものつぼみちゃんらしさはないですが、思いを込めた作品だと思います。
屋上の水鏡に映る2人の姿やバーでの映像がとても美しいです。朝霧監督の作品で何が好きかと問われればどっぷりのめり込めるストーリー展開なのですが、この作品は普段見ているそれとは違いました。初見ではオムニバスかと思う展開で、夜の部屋、教室、バー、結婚式場、明るい部屋と、場面が次々に変わっていきます。最後まで見ると繋がっているのだと理解できましたがいつも見ていた2時間ストーリーの感覚で見始めてしまったので最初は違和感がありました。しかしそこは気持ちを切り替えて。ずっと見つめあったままの最初の暗い部屋でのシーンが1番好きです。教室のつぼみちゃんは幼く可愛く、ウェディングドレス姿は美しい、最後は異世界の住人のようなミステリアスさ、どれも違った雰囲気を楽しめます。本作ではいつものハジメという役名ではなく”あなた”と呼ばれる男の台詞はファンレターのような愛と感謝、対してつぼみちゃんの台詞はファンに語りかけるような聞いていると寂しくなってしまうメッセージが沢山あります。引退する女優さんが桜の季節に撮影っていいですね、寂しいけれど大事な門出、見送る清々しさも残ります。エンドロールも映画のような縦に流れるキャストとスタッフ名がこれまで見た事のないパターンでした。
「つぼみしかいない世界」は女優とファンのこころの中の関係を映像化したもの、あるいは交通事故にあったファンがみた幻覚なのかもしれない。ファンである青年は「つぼみしかいない世界」を願うが、つぼみは「つぼみがいない世界」を選択する。つぼみは膨大なデータの海に還ったのだ。いくつかのシーンが主観なのは、つぼみさんからファンへの愛の表明だろう。私がいなくなった世界でも「いつでも会える」のだと、「膨大なデータの海で待っている」と。いささか「攻殻」のラストを思わせるが、恐ろしいことはない。冒頭のシーンでつぼみさんがハンドサイン(これは大日如来の印らしい)を示すが仏教的意味ではなく、我々の煩悩をつぼみが癒し続けるという約束なのだと私は思う。個人的に好きなシーンは冒頭の事務所のような場所でのシーン。つぼみさんが綺麗です。あと高校の制服シーン、17年たっても制服にあうとは。セリフがないラストの桜もいいです。エンドロールに制作側の気合を感じました。
つぼみのパフォーマンスはすごい誰も彼女のように乗らない私は彼女をとても恋しく思うだろう
映画部の高校生が撮って文化祭で上映したものの、後に黒歴史として封印しました、みたいな作品でした。。あえてそういうのを狙っているのだとしたらごめんなさい。まず男優さんの演技が棒。びっくりするくらい棒。画面の詰めが甘いのも気になりました。「2人だけの世界」なのに屋上のシーンの景色で普通に車が走ってるのが映っていたり。背景の無駄な小道具のセンスも良くないです。通販で売ってそうな安っぽい家具がいろいろ置いてあったり、スタジオの備品みたいな使用感のあるパーテーションが映ってたり、あと、「そのビニール傘と扇風機、いる?」っていう。。。BGMの選曲も恥ずかしすぎて痺れました。つぼみさんはかわいいんですけど、こういうファンタジー的な内容なんだからカメラの設定やライティング、色作りなども含めて、もうちょっと違う撮り方あるでしょうに、と。。生っぽすぎるというか、普通すぎるんですよね。。観ていられなくて途中から飛ばしながら見たのですが、オチも含めてストーリー的にも予想外の要素は無いです。文句ばっかりになってしまいましたが、これがもしアナログのビデオテープを使っての撮影だったりしたら、それはそれで味わい深くなるのかもしれないな、とは思いました。
「つぼみしかいない世界」つぼみファンならみんな望むことでしょう。この作品は間違いなく後世に残る名作になります。最後の引退作品のリリースが近づいてきてつぼみちゃんがファンに向けてのメッセージを含んだ作品となりました。朝霧浄監督とつぼみちゃんの初タッグ作品でおそらくつぼみちゃんの意向も入っており朝霧監督の世界観、カメラワークがさえます。デビュー当時は、「永遠の処女」と呼ばれセーラー服、制服の良く似合うつぼみちゃんでしたがこの作品でも制服は外せず教室でのオナニーやセックスはつぼみちゃんならのもので今でも制服が似合うのは素晴らしいです。もうこの世の中につぼみちゃんと僕しかいない。相変わらず脱いだ時のスタイルの良さに圧倒されます。制服、そして白いコスプレでのセックス、もしこれが夢じゃなくて現実ならと思ってしまいます。私服での本当にデートしているシーンなどは、今まで16年間ずっと応援してきた日々が走馬灯のように思い出されました。最後にウェディングドレスを着たつぼみちゃん、手にキスをして、ウェディングドレスを着たままのセックス、完全に昇天してしましました。「この世界はわたしとあなたとの二人きり」「これからもいつでも会えるよ。モニターの向こうで。ずっと待っているよ。あなたは生きて、もとの世界で。わたしがいない世界で皆楽しく暮らしてね。」とつぼみちゃんからファンに向けてのラストメッセージ。つぼみちゃんのAV作品の集大成、きちんとしたストーリ性のある作品で、数あるAV作品の中でも永遠に語り継がれる名作になる事でしょう。間違いなく永久保存版のAVで五つ星です。toshikun
予告編を見て、なんだか涙が出てきそうになりました。切ない恋愛を表現していて、とても愛おしく感じられました。
「つぼみ」のAV女優としてのエンディングロールを飾る作品。朝霧特有の格好つけた意識高い系の演出が少し鼻にはつくが、彼女の過去から現在、そして未来へと紡ぐ物語が今までの軌跡とリンクして融和した様な作品に仕上がっています。朝霧作品特有の難解な蘊蓄は面倒くさいので割愛しますが、最後の最後に朝霧に撮ってもらって本当に良かったと思える作品です。「永遠の処女」の称号を冠する彼女なだけに今でも何処かの並行世界をループし、旅をしているのかもしれません。名女優のラストラン、切なくも感動をありがとうございました。朝霧もお疲れ。
衝撃の熟であり、衝撃的な□リ美である「つぼみ」嬢。申し分のないエロであり、ナニも言うことはナシである◎