個人的に、母子相姦ものに頻繁な体位変更はいらないと思っている。そこにリアリズムがないからだ。ところが世にある母子相姦ものは大抵、正常位、バック、騎乗位等少なくとも3回以上は体位を変えている。やはり様々な趣向にあわせてマルチな作品を作るためには必要なことであるからだ。ところがそういった作品は、やはり万人向けになってしまい抜きん出ることはない。「ふむ、またかこのパターンか」と思うだけである。ところが、沢口さんの回は違った。確かに頻繁な体位変更もあるが、なかなかどうしてすべてに興奮できた。冒頭の着衣での青姦など筆舌に尽くしがたいエロさである。なぜこの作品だけこれだけ興奮できたのかと考察すると、演者同士本当に愛し合っているかのように互いを求めているからだと思った。正常位は特に素晴らしく、互いに抱き合いキスしながらの描写。女優の肌を魅せるために、正常位で抱き合う作品は少ないがこの作品はそんな考えは毛頭なく、本能のまま求め合っていた。ここに他作品との明確な違いがあった。初めて母子相姦全裸モノの騎乗位、バックで興奮できた。隠れた名作である。
単に絡みばかりでなく、ストーリーがあるのが良い。私は、ストーリーのないものはダメ。ドラマがないと、楽しめない。川原小百合さんと、沢口愛子さんが、特に良かった。若干、セリフ棒読み的な点はありますが、そこは許容します。
母子交尾初期作品のオムニバス。収録されている4作品のうち、川原小百合、廣野すみれ、沢口愛子の作品はFanzaでは販売されていないので、貴重といえば貴重。4作品とも抜粋ではなく、短く再編集したものなので不完全燃焼感はある。是非、本作品の再販を望みたい。
ちょっと古い作品集だが、一時代を築いた?名女優たちの作品をまとめて見れるのでお買い得感あり。各女優の作品にはもっといいのもあるが、ま、それはそれ。