久しぶりに大沢萌の長編ものと言うか、いつも短いストーリーものが多いがこれは内容も良いし、大沢の作品のなかでは、一番良かった。
大沢萌と時代屋源造このお二人もわりに出ているんだよな。それにしても大沢萌、訳アリな状況・・・あとはその淫靡な肉体を如何に利用してその場を凌いで生きながらえるかといった役どころをさせれば比類ない。惚れ惚れするよ。彼女には食って寝て交わって生きているだけで御の字といった逞しさがある。なりふり構ってなんかいられないといった開き直りがある。男女の異常も関係も慣れてしまえば日常・・・。どうということもない。そんなおばちゃまたちって昭和の頃は多かった気がする。