あの頃、小さかったあの子が!?よく遊んでもらった従兄弟のお姉ちゃんが…親戚の葬儀で再会した親戚同士の男女は数年ぶりに再会。葬儀会場で飲んでいると不謹慎ながらにもエッチな雰囲気になって…。
何かと面倒なお葬式。親戚などへの連絡、葬儀屋との打ち合わせ、通夜、告別式、火葬、精進落としと一通り済んで参列者や親戚が帰った後の開放感。家族でお葬式を出したことがある方ならわかると思います。そのような開放感に浸っている幼なじみの二人。女性は一度は拒むものの、男性の想いに惹かれ、体を許してしまう。そのようなシチュエーションがよく出来ています。短い時間ながらも懐古話→男の求めを拒否→後悔して男の部屋へ→フォーマルスーツを丁寧に脱がされ愛撫→(この辺りから女性もその気になる)→しばらくは黒タイツ脚を見せておき、脱がして抜根。抜根の時間が短めですが、この作品は演出が大切なので良しとしましょう。フォーマルスーツで荒々しくない叡智をする作品、貴重だと思います。■部屋のセットはこのレーベルお得意の「使い回し」ですが、後飾り(骨壷と遺影を載せる台)は雰囲気だけ出して、実際の後飾りとは変えてあるのもミソ。骨壷包みもホンモノを使うとリアル過ぎなので、良く考えられています。■残念な点として、同シリーズの他のレビューにもありますが室内が暗すぎます。暗すぎて画像の粒子が荒くなるのはビデオ作品として如何かと。折角の肌や黒タイツの質感も楽しみたいものです。また、アングルも引きが多すぎ。(このレーベルは照明が下手な作品がまま見られますが、他社の盗冊モノや夜BAいモノよりひどい)また、遺影のモザイクが鬱陶しいです。位牌だけにするとか、架空の顔を作るAIがあるので、それを利用するといいでしょう。
どれもシチュエーションは同じものの、女優さんはエロさのある方が多い本作。ただ、画面が暗めで楽しみにくいのが難点。
喪服ものにつきものの悲壮感、背徳感が薄くて(いや、それもいいんですけどね)、構えず楽しめます。この作品で白川あまねさんを知ることができたので感謝しています。それにしてもこのクソ長い作品名ウケる。