ありきたりな作品じゃなくちょっと違ったのを撮りたい、という作り手さんの狙い「だけ」は伝わりました。パケの説明によれば北海道ロケを敢行とのことで気合いも入ってたみたい。ただそれなら、なんでもっと熱意を持って作り込まなかったの?って印象です。相当いろいろとテキトーでした(怒)!大自然とエロスの融合は見事に空振ったというより、妥協に妥協を重ねたとても無責任な仕上がりに終わってます。妹のあげはちゃんの演技はよかっただけに、余計もったいない。舞台は冬の北海道富良野。広大な大地と相まってシナリオも一応は壮大だけど、肝心のHシーンがまったく盛り上がりに欠ける。単調で退屈で楽しくない。観ててもさ、なんか長いなぁ…まだ終わんないのかなぁ…いつまで続くのこれ…いやもういいから…しつけーな…とつぶやく口調が悪くなってく自分にハッとなります…(´・д・`)イケナイイケナイ。てか、どのHシーンも撮ったのそのまま使ってるだけじゃん、って感じでプロが編集したと思えない。スタッフが見切れたり影が映り込んだり、雪の上を移動するサクサクする音や話し声もそのまんま。こだわりなしかよ!テキトーすぎね?いいモノを作ろうとの情熱がまったく感じられない。お金を払って観る人のことは置き去りでした。で、ストーリーとしては、両親を失い富良野で一人暮らす妹のあげはちゃんのところへ、東京からお兄ちゃんが彼女を連れて帰省します。だけど、お兄ちゃんにも彼女にも自分勝手な思惑と欲望があって、あげはちゃんも巻き込まれちゃう。そして、ある事件をきっかけにお兄ちゃんから逆恨みされたあげはちゃんは無理矢理に…。見どころは、洋服をひんむかれたあげはちゃんとお兄ちゃんの大雪原でのHシーン…なんだろうけど、さすがに雪の上へ寝転んでってわけにもいかず、ずっと立ったままで明らかに集中できてない二人。なんか、すべてがグダグダで、雪原でしなければならない説得力もなく、一人裸のあげはちゃんだけが寒さの中で凍えながら頑張ってます。そして結末も、ホントなら兄妹として深刻なはずの問題を、なんとなくこんな感じでいいんじゃね?的な安易で無責任な落とし所にしてしまって、この作品の軽薄さを象徴してました。星一つにしたいけど、さすがに極寒に耐えて頑張ったあげはちゃんを思うと、あまりに可哀想なのでせめてもの敬意をはらって二つにします。
無理な設定とからみは興ざめ気味になる。涼子ちゃんとのSEXも中だるみ気味で、男優は遅漏かな!?あげはちゃんのファックは期待外れ。