熟女と女子高生という設定自体は悪くない。しかし、女子高生が受身のマグロ状態の場面が多く、今ひとつ盛り上がらない。肝心のレズキスも、温度感が低く、不完全燃焼のまま終わる。もっと、女子高生役も貪るようなアクションが欲しいところ。90年代のヘンリー塚本作品のようなリアルな雰囲気もない。もう、この監督の作品は二度と見ないだろう。
全部で3組。タイトルに五十路と書いてあるが、一組目と三組目は、遠目には四十路くらいに見える。若作りが上手い、今時の美人熟女という感じ。決して悪くはないけれども、熟女という割には非常に薄味の絡み。それに輪をかけて、女子校生役三人とも超薄味。雰囲気は悪くないけど、すこしマグロ気味になっているかな?もうちょっと演技して欲しかった。