ナスがママならキュウリがパパね!今夜もなすがままの幼な妻、涙の数だけ夜が来て、愛の数だけシーツが濡れる。愛してほしいの、今夜もそっと、処女のような初夜のように、星野ひかる結婚引退!?最期の私をよ~く観て!
ドラマ仕立てで、その中に「ある」というのが制作当時(1991年)のパターンなのでしょうね。演技力はそこそこでも、しっかりしたストーリー仕立ての中に「ある」ことが大事とされた時代ですよね。今は、ストーリーもなく、ともかく「ある」ことだけが優先されて、いかに「過激なもの」を提供するか、そんな時代ですよね。見る者にとって、「時代の差」はどうしようもないですよね。夫の浮気を疑って様々に変装して夫を監視する妻、監視のために家に不在となった妻のことを「浮気していると疑う夫」。夫は探偵を雇って妻を監視させる。夫の出張先に追いかける妻、その妻を追いかける探偵。探偵の追跡に気付き、探偵を誘惑する妻。追跡する探偵がその途中で知り合った女と第一ラウンドを迎えるが、その最中に妻と夫が探偵の元に現れる。探偵は夫に不貞がないことを告げ、女と第2ラウンドへ。女は5ラウンドはしたいと応える。一方、夫と妻は互いに不貞がなかったことを悟り、互いの愛を確かめ合う。そうしたストーリー仕立てはしっかりしていて、エンドロールの「メイキング」も楽しめる。そう思えました。星野ひかるさんの作品の最終作品。共演女性を入れ、メーキングも入れ、ちょっと遊んで(挑戦して)みました、そんな「気合い」を感じを作品で、当時の基準としても「挑戦的で、珍しいものだった」と思います。星野ひかるさんは橋本マナミに似ていて、少し胸を小さくした感じかな。昔も今も、男を虜にする女性ってそう変わらないのかな、というのが星野ひかるさんへの印象です。追記:共演されている「山科あい」さんが気になります。他に出演作品はないんですかね?知っている方がいたら、コメントで教えてください。