月丘雅さんはとても芝居が上手ですね。人妻役にぴったり。隣人である小沢を落とすくだりは上手くできている。ただ、話が中途半端で終わる印象があり、もう少し尺を長くして、その後2人の関係を見たかったです。1話目はFA得意の昭和ものですけど、この話で昭和にする必要があったのか?
吾輩のような熟年男子というか棺桶に片足突っ込んでいるような状況にあるエロ爺にとっては、こういう作品はもーほんとにたまりません。哀愁漂う、吾が御袋の時代の生々しい性の発露、因習にとらわれていて、尚且つ止められない衝動は吾が親父の時代のアンニュイな日常がよみがえってくるだろう・・。女優さんたちのレトロ感、情感たっぷりなその心根に演技を超えた存在感か漂う。昭和の時代は、白いパンツが似合う。あーーーーーーーいいねー。
皆さんご存知の通り、昭和のレトロ感溢れる情景とストーリーを重視するメーカーなので、女優さんにそれほどスポットが当たりません。月丘雅嬢目当てで見たが、さほど見所無く残念。演技力は素晴らしいけども。熊谷麻美嬢は割とこのメーカーの常連のようですが、プロ級ダンサーの秋元美穂嬢やJK役が多い月丘雅嬢がこの手の作品に出演するのは意外。どちらもヒップ自慢の女性だが、特にお尻にこだわった作品ではないので、これも見所無く残念。そもそも主旨が違うと言えばそれまでだが、レトロな雰囲気とドロドロしたお話が好きな人しか対象にしていないメーカーだということが改めて分かった。