母親の由良は息子を訪ねてきた親友のコウジに、平凡な日常と欲求不満から自分の息子とは違い可愛らしく内気なコウジにいたずら心を抱く。母は魅惑の微笑みと艶めく肉体で息子の親友の股間を撫で回し挑発した。
こういう「童貞もらってもらう」系作品にとって重要なのは、お母さん役の女優が美しいこと、豊満であること、エロいことの三つである。葉月由良さんは美しいが、豊満さとエロさとの足りないことが残念でならない。ただし、これは葉月さんの罪というよりキャスティングの誤りである。また、子供役の男優の演技については、演出家の想像力が足りないことが問題である。本作品の中で子供役の男優の演技はやたら神経質で暗いが、子供はもっと自分勝手に気ままに生きているものであって、明るくがむしゃらに性欲をぶつけてくるのが本当だと思われる。ジャンプを読んでいるような普通の子供が年上の女性にセックスを教えられるといった作品が作られることを希望してやまない。