貞淑なる美人妻・沢村麻耶。夫に頼まれて、義父が独り暮らししている実家に、毎日、介護に通っている。今日も、身重のカラダで体調の良くない義父の世話を献身的にやっている麻耶だった。そして、旦那が不在となった瞬間に、麻耶は義父に毎度襲われていた。コトの発端は、一年前まで遡る事となる。しかしながら、老いても尚、衰えぬ猛々しい腰使いに、抵抗しつつも感じずにはいられない麻耶だった…。
義父が嫁と関係してしまうという作品は多々あるが、妊娠してその子を産むところまで描く作品はあまりないだろう。しかし、この作品の価値は嫁が義父の子を産んでからのラストの絡みにあると思われ「子種を麻耶の中にください、欲しいんです」と絶叫する。嫁が義父から無理やり関係を持たされ堕ちていく描写が、全体に雑なのが惜しいが(義父はしゃべらなすぎ)、最後は自ら義父のちんぽを欲しがる淫乱な絡みは抜ける。
摩耶さんは、お気に入りでよく見ていて、目が魅力的でいい目力が強く感じる。
最近の沢村さんの作品の中では良い出来です。役柄に対して実年齢的には高いとは思いますが、晩婚化している現代では許容範囲でしょう。沢村さんの上品さが、義父に襲われる嫁役にマッチしてます。序盤の風呂場のシーンがややそぐわない程度。男優さんもベテランで、壺は押さえているので安定した作品になっていました。