親が決めた結婚。良い妻であろうと取り繕う毎日。幸せながらも退屈な日常が美穂の性欲を燻らせる。調教されていた日々を思い出しては自縛オナニーしても満たされない。我慢できなくなった美穂は元の恋人で調教師でもある男に会いに行く…。「私をあなたの奴●にしてください。お願いします。何でもしますから」この作品は「緊縛師:堂山鉄心」に調教されている真正M女奴●の実体験を元にしました。
タイトル通り全編、中里美穂の緊縛姿が楽しめます。個人的に一番の見どころは、このシリーズ定番の野外での調教犬プレイでした。作中の中里さんは、表情は豊かではないけれど、異常な性嗜好に憑かれた自身を、静かに受け入れているような佇まいを感じさせ、とてもその物腰に惹かれます。
実話に基づくらしいが、それはともかくとしてよく出来ていると思う。縛りは単純に見えるのに要点を押さえていて身体がきれいに見える。さすが緊縛師・・縄に魅せられたし、今は拘束具が流行しているがやはり縄の方が良いと思った。ただ、せっかく緊縛師の方がやっているなら、本格的な吊りがあればもっと良かったと思う。問題は映像の方である。責めは、屋外プレイから室内、プレイルームまでいろいろある。人間の目なら露光も焦点深度も環境について行けるが、カメラではそうはいかず、屋外では一部が露光過度で飛んでいる。屋内ではほとんどが逆光だし、ブルーのライトを当てたところでは暗くて肌色が出ていない。全部だと言うことは、はじめからそういう設定なのだと思うが、SMクラブの舞台とは違うのであるから、(一般のAVがそうであるように)カメラで撮影した肌が、目で見たのと同じように「きれいに」見える配慮が絶対に必要だと思う。
中里美穂さんが変態ドMに見えなかったです。内容は充分激しく、メニューも豊富なのに、何故でしょう? ド変態女なのに、感じていません。悦んでいません。とにかく反応が良くありません。まるで陵●という名のベルトコンベアで流れ作業を見ているような味気なさを感じました。体調が悪かったのか、緊張していたのか、理由はよく分かりません。